沖縄にある村落獅子のルーツ【ショート動画あり】

【ショート動画】琉球時代から残る文化財

動画の概要 ※音あり(音声「VOICEVOX:春日部つむぎ」)
 富盛の石彫大獅子(八重瀬町)

【ショート動画】沖縄の村落獅子のルーツ「富盛の石彫大獅子」【日本の魅力を紹介】

最大最古の村落獅子「富盛の石彫大獅子」

勢理城(富盛の石彫大獅子)
勢理城(沖縄県八重瀬町)

沖縄県指定有形民俗文化財となっている富盛の石獅子は、沖縄の村落獅子のなかで最大最古といわれている。

「最古」となると八重瀬町が村落獅子の発祥ともいえるが、八重瀬町にはあちこちの地区で村落獅子が鎮座している。

富盛地区の近くには「東風平」地区があって4体の石獅子がおり、東風平地区のすぐ近く「伊覇」地区には1体の石獅子が鎮座している。

東風平と伊覇の石獅子は近い距離に設置されているので、まとめて探しに行くといいかもしれない。

関連する記事

沖縄で最大最古といわれている石獅子(八重瀬町)

東風平に鎮座する4体の石獅子(八重瀬町)

伊覇を守護する石獅子

【YOUTUBEチャンネル】 ※動画が見れなかった場合

琉球おきなわ説話@ryukyuokinawa
https://www.youtube.com/@ryukyuokinawa

富盛の石獅子
富盛の石彫大獅子(沖縄県八重瀬町)
TOPページロゴ
TOPページ

シーサーではなく石と呼ばれている「ニーセー石」(八重瀬町)

ほかのシーサーとは形状が異なるニーセー石

ニーセー石
ニーセー石(沖縄県八重瀬町)

八重瀬町には沖縄県内で最大最古とされる村落獅子が鎮座しているので、石獅子発祥の地といってもいいだろう。

発祥の地とあって八重瀬町にはたくさんの石獅子がいる。

たいていの石獅子の名前に「シーサー」または「石獅子」がつくのに、小城地区に鎮座している村落獅子は「ニーセー石」と呼ばれている。

“シーサーではなく石と呼ばれている「ニーセー石」(八重瀬町)” の続きを読む

【八重瀬町の石獅子】新城の「東」の石獅子

新城地区にいる2体のうちのひとつ、東の石獅子(八重瀬町)

新城の石獅子
新城の東の石獅子(沖縄県八重瀬町)

ドライブ中に偶然見つけた石獅子はわりといて、今回の村落獅子もおそらくたまたま見つけたと思われる。

八重瀬町の新城地区にいる石獅子を紹介する。

“【八重瀬町の石獅子】新城の「東」の石獅子” の続きを読む

【豊見城市の石獅子】田頭のシーサー

田頭には2体の石獅子がいる~その1~(豊見城市)

田頭のシーサー
田頭のシーサー(沖縄県豊見城市)

通常、石獅子は目立たない場所にいるため探しにくくて苦労することが多い。

ところが豊見城市の石獅子は、シーサーの名前が書いてある緑の柱が目印となる。また案内板を設置しているところもあるから目立って探しやすい。

田頭のシーサーは道路沿いに鎮座しており、緑の柱が目についたのですぐに見つけることができた。

“【豊見城市の石獅子】田頭のシーサー” の続きを読む

【与那原町の村落獅子】大見武の石獅子

目が特徴的な石獅子(与那原町)

大見武の石獅子
大見武の石獅子(沖縄県与那原町)

与那原町の観光ガイドブックに4体の石獅子が紹介されていた。

ガイドブックに載っていた新島2体と中島2体は、地図もあったのですぐに見つけられた。

残りの3体はネットの情報から存在を知り、どこに鎮座しているのかを調べてから探しに行った。

最後の1体も場所がわかり、訪れたのが大見武の石獅子だ。

“【与那原町の村落獅子】大見武の石獅子” の続きを読む