今もむかしも憩いの場を提供 仲間樋川

水道が普及していない時代は井戸や湧き水が人々の生活を支えていた。
湧き水は地域の人たちの手によって整備され、共同の資産として大切に使われてきた。
浦添市の仲間樋川もそのひとつだ。
“豊富な水をたたえる涼しげな仲間樋川(浦添市)” の続きを読む水道が普及していない時代は井戸や湧き水が人々の生活を支えていた。
湧き水は地域の人たちの手によって整備され、共同の資産として大切に使われてきた。
浦添市の仲間樋川もそのひとつだ。
“豊富な水をたたえる涼しげな仲間樋川(浦添市)” の続きを読む動画の概要 ※音あり(音声「VOICEVOX:後鬼」)
南風原文化センター(南風原町)
むかしの資料館は物をただ展示しているところが多く、展示物が一体なんなのか、どうやって使っていたものなのかがわからず、面白みを感じなかった。
ところが今は、展示物や展示方法を工夫している施設が多く、むかしの沖縄の様子や歴史を知ることができるようになっている。
南風原文化センターも展示内容がユニークで、沖縄の民家を周囲の環境も含めて再現していたり、沖縄戦の様子もリアルに再現していたりする。
実物大の展示は、写真史料からは読み取りにくい当時の空気管が伝わってきて、沖縄をより身近に感じ取れるようになっている。
南風原文化センターは沖縄の歴史を学べるすてきな施設だ。
琉球おきなわ説話@ryukyuokinawa
https://www.youtube.com/@ryukyuokinawa
旅の楽しみのひとつは、その土地ならではの物事との出会いがあるところだ。
地元だと気づきにくいけど、沖縄には勘違いするような方言がある。例えば方角の東西南北。
通常は、
でも沖縄は方言で、
「にし」と言われれば、ふつうは「西」がでてくる。でも沖縄では「北」という意味の語を指す場合もあるから誤解を招くことがあって、ちょっと厄介だ。
現在は方言を耳にすることは少なくなったけど、施設などの名称や地名で知ることができる。
このブログで石獅子「アガリヌシーサー」と「イリヌシーサー」を紹介しているが、こちらは「東のシーサー」と「西のシーサー」のような意味合いになる。
地名にも東西南北が使われていることがあり、「東江」は「アガリエ」と読む。
ほかにも難しい読みの地名がいくつかあるので紹介していく。
“沖縄は特殊な読み方が多い? 言われて気づいた不思議な読み方” の続きを読む不景気に感染症の流行、人手不足や後継者がいないなど、いろいろな要因があって営業を終了するところはけっこうある。
ここ数年は飲食店が閉店したというニュースをよく耳にした。そんななかでも元気に営業している老舗「ステーキハウス88」を訪れた。
“ステーキ店でハンバーグを食べてきた「ステーキハウス88」(那覇市)” の続きを読む動画の概要 ※音あり(音声「VOICEVOX:春日部つむぎ」)
ふれあいヒルギ公園(東村)
初めてマングローブ林を見ると、植物の根の形が奇妙なことに驚くかもしれない。でもこれは別に異常なことではない。
淡水と海水が混じる場所に群生するヒルギは陸上の木と異なった形状をしている。不思議な景観をしているけど、その根元ではたくさんの生き物を支えている。
東村の
マングローブ林はじっくり観察すると、さまざまな生き物がいることがわかる。シオマネキが腕を振っていたり、トントンミーが動き回っていたりして面白い。
生き物たちに会いたいのなら潮の満ち引きに注意する必要がある。満潮時だと海水が流れこんで地表が見えなくなってしまうので観察できなくなるからだ。
琉球おきなわ説話@ryukyuokinawa
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