沖縄本島から15分で行ける水納島
水納島は、白い砂浜と透明度の高い海で知られており、旅人の多くはマリンスポーツを楽しむために訪れる。
繁忙期(7~8月頃)だと一日10往復くらい船が出港し、しかもたったの15分で水納島に着くので、「日帰り」も可能で気軽に訪れることができる島だ。
「海」が自慢の離島だが、今回は「島あるき」をしてみたので、水納島に興味のあるかたは参考にどうぞ。
水納島は、白い砂浜と透明度の高い海で知られており、旅人の多くはマリンスポーツを楽しむために訪れる。
繁忙期(7~8月頃)だと一日10往復くらい船が出港し、しかもたったの15分で水納島に着くので、「日帰り」も可能で気軽に訪れることができる島だ。
「海」が自慢の離島だが、今回は「島あるき」をしてみたので、水納島に興味のあるかたは参考にどうぞ。
死のニオイを感じとれる人がいると言ったら信じるだろうか。
この話をした本人は、気のせいかもしれないし、偶然かもしれないと言っていたが、私の感想としては偶然ではない…と思う。
◇
– 初体験 –
初めて経験したのは職場だ。
パソコンを使って作業していると、線香のニオイがしてきた。
職場で線香のニオイがするなんて珍しいなと思いながらも仕事を続けていた。
漂うニオイを嗅いでいると、少し変わった点があることに気づいた。
線香のニオイは、火をつけたときのように、ハッキリとしたものではなく、服についているような細い香りで、今にも消えそうなものだった。
そのため、社員の誰かが自宅で線香を使ったときの移り香で、すぐにニオイはなくなるだろうと思った。
しかし、しばらく経っても線香のニオイは消えずに漂っている――。
これはいくらなんでもほかの人も不思議に感じているだろうと思い、反応を見るため、顔を上げて周りを見回すと、みんな無反応だった。
とても微かなニオイだったので、やっぱり自分の勘違いか…と片付けて仕事に戻ったが、ニオイは消えない。
あまりにも不思議だったので、思い切って隣の席にいた社員に線香のニオイがしなかったか尋ねてみた。
すると、変な顔をして線香のニオイなんてしないと答えが返ってきた。
このやりとりから、会社で線香のニオイはあり得ない、やっぱり自分の気のせいと結論づけ、そのまま仕事を続けた。
このときはこれだけだった。
– 数年後 –
次に経験をしたのは、初体験から何年も経ってからだ。
このときも仕事中で、前回とまったく同じことが起きた。
仕事をしていると、また微かに線香のニオイが漂ってきた。
前回は「気のせい」と片付けていたので、再び起きた現象に驚いて周りの反応を見てみたが、やっぱりほかの人は無反応だった。
二度目だったので、どうやら自分以外には気づかないモノらしい…と割り切り、仕事を続けた。
線香の香りは、しばらく漂っていたが、仕事に集中しているうちに気にならなくなり、気がつくといつの間にかニオイは消えていた。
このニオイがあった日から約一週間後に、上司の家族が亡くなったと聞かされた。
– あることに気付く –
また、線香のニオイがした。これで三度目だ。
友人と話をしていると、微かに線香のニオイがし始めた。
もう三度目だったので驚くことはなかったが、なぜほかの人には匂わないのだろう…と思いながらも、あまり深く考えずに会話を続け、その日はそのまま別れた。
後日、友人の家族が病気で倒れ、数か月後に亡くなった。
この三度目の経験から、線香のニオイは人の死と関係するかも…と考えるようになった。
理由は2つあって、一つは、微かに香る線香のニオイは、葬儀に参加したときに嗅いだことのあるニオイで、香りがしたときは葬式を連想すること。
もう一つは、線香のニオイがした後は、誰かが亡くなるという共通点があったこと。
単なる偶然かもしれないが、あり得ないところで線香のニオイがする場合は、なにかトクベツなものなのかもしれない。
◇
この話を聞いた後、同じような事例がないか、インターネットなどで調べてみた。
すると、似たような体験談を書いた記事もあり、線香に関しては今回の話のように「死」を意味すると解釈しているものが多く、「死後に訪れてきた」という説や、「『虫の知らせ』のような死の予兆」という説も見かけた。
ほかにも「花のような匂い」「腐ったものの匂い」など、周囲の人には匂わないモノを感じ取っている人もいるらしいと知った。
一人の人が言っても虚言にしか思えないが、複数の人が似たような話をしている点が興味深いと印象に残った話だった。
ちなみに、この話をした人だが、線香のニオイが頻繁にするわけではなく、ふいに発生する現象とのこと。
毎日不可解な現象に悩まされるわけではないので、「やっぱり気のせいだったかも」と流している。
それでも数回同じようなことが起きれば偶然とは思えないのは私だけだろうか?
~琉球おきなわ民俗(わが家での場合)~
琉球時代の沖縄の風俗を描いた絵に、ユタらしき人がいることから、ユタはむかしから沖縄で活躍していたことがわかる。
※ イラスト内の画像「国立国会図書館ウェブサイト」より。
たまにテレビの特集番組にユタが出演していたり、インターネットで検索すると、ユタに関する情報はたくさんあるので、沖縄県民以外でも知っている人は多いようだ。
地元・沖縄ではどのような状況かというと、ほとんどの人がユタを知っていて、一般的に「ユタは、占いを職業としている者」と解釈している人や民俗本が多いように思える。
「占い」というと、手相占いなどいろんな種類があったりするが、ユタはちょっと別格扱いになっていて、霊的能力を備えた者が修行を経て、霊力を使った占いをすると考えられている。
占う方法としては、米粒を使った占いが、むかしは一般的だったようだが、タロットを使ったり、紙に何か文字を書く、地図を使って方位や方角などを基にしていた…と聞いたことがあるので、ユタによって占い方はさまざまのようだ。
占う方法はいろいろあるようだが、ユタが占っている最中については共通している点があって、目に見えない何かから話を聞いていて、それを依頼者に伝えているようだと言う人が多い。
ユタは、ユタ自身の守護神、または依頼者の守護神や先祖霊から話を聞いて、それを基に占いを始めるというから、この独特の方法から霊能力者という位置にいるのかもしれない。
沖縄本島には、灯台のなかを見学できる「残波岬灯台」がある。
日本各地を見ても、見学できる灯台は少ないので貴重だ。
灯台内部に入れて見学できる灯台は日本には15基ある(2017年6月現在)。
残波岬灯台も参観灯台のひとつで、入場料はかかるが、展示室では灯台についての歴史などを知ることができ、灯台のなかにある螺旋階段をのぼりきると、地上25m以上からの景色を見ることができる。
宜野湾市の喜友名では、7体の石獅子が「喜友名の石獅子群」として、宜野湾市指定有形民俗文化財となっている。
81号線沿いの道路に「案内板」が設置され、そこに石獅子たちがどこにいるのかを紹介している。