松に囲まれた広い空き地のような仲原馬場
なんの変哲もないものに見えるが実はこんな歴史が!と変わった過去をもつ場所は多い。
整備された駐車場のようにも見える仲原馬場にも珍しい過去がある。
“ただの空き地に見える仲原馬場には意外な過去が!(今帰仁村)” の続きを読む沖縄県の歴史
なんの変哲もないものに見えるが実はこんな歴史が!と変わった過去をもつ場所は多い。
整備された駐車場のようにも見える仲原馬場にも珍しい過去がある。
“ただの空き地に見える仲原馬場には意外な過去が!(今帰仁村)” の続きを読む南城市には史跡があちこちにあり、村落獅子やグスク、御嶽などをブログのなかで紹介してきた。
グスクなどは有名で知られているけど、ほかにも史跡はたくさんある。
今回紹介するのは湧き水で、町歩きをしていて偶然見つけたものだ。
水道が普及するまでは、湧き水が飲料水で生活するうえで必要不可欠なものだった。
井戸がある家は自分の家でまかなえたが、井戸がなければ湧き水の所まで行って、水をくんでこなければならず、かなりの重労働だったという。
現在は水道が普及し、水をくみに行くことはなくなったが、南城市では人々の生活を支えてくれた湧き水「具志堅の樋川」を今でもきれいに整備して後世に残している。
具志堅の樋川には案内板が設けられていて次のように書かれていた。
知念大川を水源とするこの樋川(カー)は、昭和4年に字住民の手で築造された総粟石造りの堅固なものである。正面に3個の吐水口と洗濯場、右側に沐浴場のある立派な造りで、住民生活に欠かせない貴重な場所であった。
平成十四年八月十九日/知念村教育委員会
※知念村・玉城村・佐敷町・大里村が合併して現在の南城市となった
◇
具志堅の樋川は南城市内をドライブしているときに偶然見つけた。
当時は湧き水には興味がなかったので写真が一枚しかない。もっと写真を撮っておけばよかったと後悔している。
南城市の町歩きをする機会があれば、もう一度訪れてみようと思う。
具志堅の樋川
(所在地 沖縄県南城市知念具志堅164)
■具志堅の樋川までの距離(車の場合)
・南城市役所(南城市佐敷字新里1870)…約 6.49km(11分)
・沖縄県庁(那覇市泉崎1-2-2)…約 19.51km(32分)
・那覇空港(那覇市字鏡水150)…約 23.73km(37分)
■らしいね南城市
http://www.kankou-nanjo.okinawa/
→南城市の観光ポータルサイト
■南城市観光協会
https://okinawa-nanjo.jp/
■南城市 公式サイト
http://www.city.nanjo.okinawa.jp/index.html
■おきなわ物語
https://www.okinawastory.jp/
→沖縄観光情報WEBサイト
浦添市の指定文化財となっている牧港テラブのガマは、琉球の歴史好きに浪漫を与える史跡だ。
小さな洞窟にしか見えないが、ここは琉球王「舜天」が関係している伝承があるのだ。
“琉球王にゆかりがある!? テラブのガマ(浦添市)” の続きを読む沖縄は戦場になったので焼失したものは多い。だから歴史的なものが残っているというだけで感動する。
豊見城市に真玉橋の遺構がある。
もともとの真玉橋は琉球王・尚真の時代に造られたものなので、歴史を感じることができるものだ。
“沖縄独特の石橋の遺構がある真玉橋(豊見城市)” の続きを読む八重瀬町には沖縄県内で最大最古とされる村落獅子が鎮座しているので、石獅子発祥の地といってもいいだろう。
発祥の地とあって八重瀬町にはたくさんの石獅子がいる。
たいていの石獅子の名前に「シーサー」または「石獅子」がつくのに、小城地区に鎮座している村落獅子は「ニーセー石」と呼ばれている。
“シーサーではなく石と呼ばれている「ニーセー石」(八重瀬町)” の続きを読む