南風原町の照屋の石獅子AとB
南風原町の観光案内では4体の石獅子を紹介している。
石獅子は、兼城1体・本部1体・照屋2体と地区ごとに鎮座して、ほかの市町村と同じように魔除け的な存在だ。
石獅子が造られた理由だが、八重瀬町にある八重瀬嶽に対するフーチゲーシとして置いたと聞く。
同じ町内にある石獅子ならわかるが、町をまたいで南風原町でも同じような対策を取っていたのには驚いた。
石獅子の存在は、当時の人たちにとって八重瀬嶽は強いパワーがあると信じられ、恐れられていたのがわかる史料なので貴重だ。
今回は南風原町で見つけた「照屋」の石獅子2体を紹介していく。
- フーチゲーシ…邪鬼返し、魔除け