世界遺産「首里城跡」から夜景をみる
沖縄県の観光名所を挙げると必ずと言っていいほど出てくる人気の「首里城」。
首里城は、沖縄がかつては「琉球」という国だったときの象徴となる史跡で、『琉球王国のグスク及び関連遺産群』のひとつとして世界遺産に登録されている。
昼間の首里城は、南国の日差しの中、青空と植物の緑色に朱色を基調とした建物や城壁が映えてとても美しく、大勢の観光客でにぎわっている。
また、近くには「園比屋武御嶽石門」や「玉陵」などの世界遺産もあり、まとめて訪れることができるため見どころが多い。
実は、夜もおススメの観光スポットで、首里城からは那覇市の夜景を見ることができる。
夜の首里城公園
城は高台にあるため、離れた場所からでも首里城が見えることがある。
日没から24:00までの間、城郭がライトアップされるが、夜の街中に映る城の姿は少し幻想的だ。
城壁と獅子
首里城公園は、少し遅い時間まで開園しているため、日没後に散策することもできる。
開園時間は、季節やエリア(無料区域/有料区域)によって少し違いはあるため、訪れるときは事前に確認しておこう。
守礼門
日本の紙幣「二千円」札の図柄となっている守礼門。
沖縄では買い物したときの釣り銭に、「二千円札をいれてもいいでしょうか?」と聞かれて、二千円札を手にすることがあったりする。
そのため、珍しい紙幣と思ったことはなかったが、他県では珍しいようだ。
城内にある朱色の建物
暗くなった首里城公園は、昼間とは一変して利用者が減るため様子が異なる。
少し不安もあったが、園内にはところどころに警備員がいたので心強かった。
首里城から見える夜景
首里城内には展望のよい場所がいくつかあるが、那覇市内の夜景を見るなら「西のアザナ」がおススメだ。
ただし、夜景のスポットして地元では知られているので、良いポイントには先客がいることが多い。
眼下に広がる城壁と夜景(浦添市方面)
首里城には、いくつか眺望のよい場所があるため、自分のお気に入りの場所を探してみるのもいいかも。
夜景の人気スポット(那覇市方面)
「西のアザナ」から見る景色は、眼下に那覇市内の夜景が広がっていて、とてもきれいだ。
首里城周辺施設と夕暮れ
首里城跡の周辺には、名所がいくつかあるが、夕方になると閉館してしまう施設があるので、訪れる前に確認しておいたほうがいい。
園比屋武御嶽石門(世界遺産)
世界遺産として有名な「玉陵」も近くにあるが、夕方には閉館してしまう。
しかし、「園比屋武御嶽石門」は城へ行く途中で、ライトアップされた姿を見ることができる。
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日暮れの首里城下町
首里城は夜景だけでなく、夕日のスポットにもなっている。
時間に余裕があるなら日中に首里城跡をめぐった後、夕暮れに展望スポットへ行き、夕陽を眺めてそのまま夜景を楽しむのもいいかもしれない。
首里城公園周辺のMAP
首里城公園
(所在地 沖縄県那覇市首里金城町1-2)
■首里城公園までの距離(車の場合)
・那覇市役所…約 4.56km(12分)
・那覇空港…約 10.3km(23分)
・沖縄県庁…約 4.55km(12分)
■ゆいレールを利用(徒歩)
・首里駅…約 0.975km(12分)
観光情報についての参考サイト
■首里城公園
公式サイト
■那覇ナビ
那覇市観光協会の公式サイト
■那覇市
公式サイト