海中道路でつながる4島

うるま市の勝連半島からのびる「海中道路」は、長さが4240mあり、海の上を走るからドライブコースにおススメだ。
かつては離島だった「平安座島」「浜比嘉島」「宮城島」「伊計島」の4島は、それぞれの島に架かる橋を使って、沖縄本島から車で行くことができるようになっている。
海中道路にある、あやはし館

海中道路の途中には、おみやげの販売や食事処、休憩所などもかねている「あやはし館」がある。
ここで車を停めて、海を眺めたり、海岸をゆっくり散策してみるのもいいかもしれない。
【こぼれ話】1970年代の4離島

上の写真は、わが家のアルバムにスクラップされていた1970年頃の4島のようすで、場所は不明だ。
この写真を見ると、橋が架かるまでは離島だったため、遊覧船を使った観光も行っていたようだ。
海中道路周辺の地図

■海中道路(うるま市)までの距離(車の場合)
・うるま市役所(うるま市みどり町1-1-1)…約 10.39km(25分)
・沖縄県庁(那覇市泉崎1-2-2)…約 37.33km(1時間20分)
・那覇空港(那覇市字鏡水150)…約 40.36km(1時間27分)
平安座島

平安座島は、海中道路を渡って最初に着く島だ。
島の大半が大きな石油タンクで占められているので、石油基地ともいわれている。
堤防アート(平安座島)

平安座島の名物のひとつに、海岸沿いにのびる道路とその堤防に描かれている絵がある。
堤防アートが続く道は見事なまでにストレートとなっているので、走っていると気持ちがいい。
【こぼれ話】沖縄にある堤防アート

沖縄をドライブしていると、堤防に描かれている絵のなかに目を引くものがあったりする。
絵にはリアルなものから面白いものまであり、ドライブを楽しいものにしてくれる。
宮城島

宮城島は、平安座島から橋を渡ると到着するが、2島をつないでいる橋の長さがあまりにも短いので、島へ渡った感がなく、あとで気づくくらいだ。
宮城島には、無料で見学ができるファクトリーがあったり、その近くの「果報バンタ」という景勝地が観光地として知られている。
伊計島

伊計島は、4島のなかでも一番離れにある島だ。
宮城島から伊計大橋を渡ると伊計島へ着くが、遺跡が復元展示されていたり、伊計島灯台があったりする。
伊計島灯台(伊計島)

灯台周辺は雑木林になっていた。
伊計島には毒蛇ハブがいるので、むやみに林に入らないほうがいい。
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浜比嘉島

浜比嘉島は、平安座島からのびる浜比嘉大橋を渡って島へ向かう。
『琉球神話』にゆかりのある島で、神話にまつわる聖地には今でも多くの人が訪れる。
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沖縄本島と橋でつながり、離島ではなくなったけど、平安座島・宮城島・伊計島・浜比嘉島には、離島で感じる島時間が流れている。
島には史跡や伝承などが多くあるようなので、そのうち別の記事でまとめるつもりだ。
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■【島たび】沖縄本島から1時間以内で行ける日帰り可能な離島
船で1時間以内に行ける「日帰り」可能な島を紹介した記事
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灯台を写真一覧でまとめた記事
■【危険回避】沖縄旅行を満喫するために知っておくべきこと
毒蛇ハブの対処法などを紹介した記事
観光情報についての参考サイト
■うるまいろ
http://uruma-ru.jp/
→うるま市観光物産協会
■うるま時間
https://urumajikan.com/
→うるま市観光サイト
■うるま市 公式サイト
https://www.city.uruma.lg.jp/index.php
■おきなわ物語
https://www.okinawastory.jp/
→沖縄観光情報WEBサイト
追記
|2023/02|リンク修正済み
