天孫氏王統【琉球王】

天孫氏王統

天孫てんそん王統は、実在していたのかは不明だ。

琉球神話または伝説という形で語り継がれている王統で、琉球の歴史を記した書物『中山世鑑ちゅうざんせいかん』『中山世譜ちゅうざんせいふ』『球陽きゅうよう』の中で、琉球の開闢神話や各王統の由緒を知ることができる。

国の始まりは日本神話と似ている部分があって、それが世界各国の神話とも似ている部分がある点が興味深い。

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【世界遺産】琉球王の一族が眠る墓「玉陵」(那覇市)

沖縄で一番大きなお墓「玉陵」

玉陵
玉陵(沖縄県那覇市)

玉陵たまうどぅんは、詳細を知らずに初めて訪れた人から見ると、石造りのりっぱな建築物なのに入口が閉まっているのは何故だろうと不思議に見えるかもしれない。

実は玉陵は巨大なお墓で琉球王の一族が眠っている。

先の戦争で破壊されたが修復されて今の姿となり、2000年に世界遺産に登録されている。

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琉球八社のひとつ「安里八幡宮」(那覇市)

八社のなかでも一番古い神社となる安里八幡宮

安里八幡宮
安里八幡宮(沖縄県那覇市)

安里八幡宮あさとはちまんぐうは、琉球八社のなかで最も古い神社といわれていて、一四六六年に尚徳王により創建された。

八幡宮は住宅地のなかにあり、周囲に溶けこんでいてほのぼのした感じの神社だった。

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琉球国王の御霊が眠る国廟だった「旧崇元寺」(那覇市)

旧崇元寺第一門及び石牆

旧崇元寺第一門及び石牆
旧崇元寺第一門及び石牆(沖縄県那覇市)

崇元寺は琉球国王の御霊が眠る国廟だった。

かつては本堂もあったが沖縄戦で焼失してしまい、現在の「旧崇元寺第一門及び石牆」は復元したもので周囲は崇元寺公園となっている。

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