琉球の歴史を感じさせる金城橋(那覇市)

金城橋と識名平

金城橋と識名平
金城橋と識名平(沖縄県那覇市)

沖縄戦で琉球時代の面影がある場所はほとんどなくなったが、少しだけ残っているところもある。

首里にある金城町石畳道は有名で、狭い道を歩いてみると、コンクリートや車など技術がない時代を想像して思いをはせることができる。

首里城公園から石畳道に入って、そのまま道を下っていくと車が往来する道に突き当たり、道路を渡った先に小さな橋があるのだがあまり目立たない。

目立たない橋は「金城橋」というが、近くにある案内板を見て琉球の歴史が刻まれていることを知った。

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島らしくない? 沖縄の建物の密集ぶりは都会(那覇市)

街中の建物を見て歩く

那覇の街並み
ビル(沖縄県那覇市)

「島」を観光用に宣伝する場合、のんびりとしていて自然が豊かという画像や映像を使うことが多い。

おそらく沖縄ものどかな島のイメージが強いと思う。

もちろんイメージするような島風景もあるけど那覇市は異なる。

台風に備えた堅固なコンクリート造りの建物が立ち、観光向けの商業施設やオフィスが入る複合ビルなどがびっしりと並ぶ。

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沖縄の焼物の歴史をたどる(那覇市)

壺屋にある「南窯(フェーヌカマ)」

南窯
南窯(沖縄県那覇市)

那覇市の壺屋は焼物の町として知られている。

国際通りに近いことから観光客に人気のエリアのひとつなのだが……

今は下火なのだろうか、それとも平日に訪れたからなのだろうか、壺屋やちむん通りは人の往来がなく閑散としていた。

今回はやちむん通りにある「 南窯 フェーヌカマ」を紹介し、時代が異なる写真も載せていく。

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那覇軍港内に琉球の歴史あり。御物城(那覇市)

御物城を望遠で撮ってみた

御物城
御物城(沖縄県那覇市)

沖縄には米軍の施設が点在しており、行った先で軍関係の施設を見かけるというのはよくあることだ。

軍施設なのでもちろん立ち入り禁止。中がどうなっているのかは軍関係者以外は見ることができない。

なので那覇軍港内にある御物城オモノグスクの存在もはじめは知らなかった。

存在を知ったのは、奥武山公園を訪れていて史跡案内板を読んだからだった。

奥武山公園から御物城がある場所は近いので、ついでだから足を延ばして見に行くことにした。

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【十二支めぐり】盛光寺(那覇市)

住宅地に鎮座する盛光寺

盛光寺
盛光寺(沖縄県那覇市)

七福神めぐりではなく「十二支めぐり」が沖縄では有名。

数字は「12」とあるので12か所めぐるのかと勘違いされやすいが参拝するのは首里四寺と呼称される4か所だけ。

1月から各月で首里四寺を紹介してきたが今回は最後となる「盛光寺せいこうじ」だ。

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