霊峰に建つ琉球八社のひとつ「沖宮」(那覇市)

赤瓦の社殿が沖縄らしくていい沖宮

沖宮
沖宮の鳥居(沖縄県那覇市)

琉球八社のひとつ沖宮おきのぐうは奥武山公園内にある。

奥武山は埋め立てられる以前は小さな島で、沖宮の社殿が高台となっているのは霊峯山だからだ。

伝承では琉球時代に、海中で何かが輝いているのを見つけ、調べさせると光る古木があり、御神木として祀ったことが沖宮の始まりという。

奥武山周辺の古地図
奥武山周辺の古地図(沖縄県那覇市)

【備考】古地図の写真

指マークがあるオレンジに色を塗った部分が奥武山周辺。
沖宮は「天頭山」と書かれているあたり。

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【雨の日もOK!】那覇市のアーケード街へ行こう

まるで迷路のようなアーケード街

那覇市のアーケード街
那覇市のアーケード街(沖縄県那覇市)

夏の暑い日差しや突然降ってくるスコールのような雨を遮ってくれるアーケード街は、買い物客にとってありがたい存在だ。

那覇市にも繁華街にアーケード街があり、国際通り沿いにある入口から入っていくことができる。

アーケード街は路地が迷路のようになっていることもあって、ワクワクしながら買い物を楽しめた。

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世界遺産 識名園(那覇市)

景観を楽しむ空間「識名園」

識名園
識名園(沖縄県那覇市)

沖縄本島にある世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は全部で9つあるが、今回はそのうちのひとつ識名園を訪れた。

識名園しきなえんは琉球時代の王の別邸だが、外国からの使者の招待にも利用したという。

沖縄戦で破壊されてしまったが、長い年月をかけて再建されている。

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夜もおススメな首里城(那覇市)

世界遺産「首里城跡」から夜景をみる

首里城
ライトアップされた首里城(沖縄県那覇市)

沖縄県の観光名所を挙げると必ずと言っていいほど出てくる人気の「首里城」。

首里城は、沖縄がかつては「琉球」という国だったときの象徴となる史跡で、『琉球王国のグスク及び関連遺産群』のひとつとして世界遺産に登録されている。

昼間の首里城は、南国の日差しの中、青空と植物の緑色に朱色を基調とした建物や城壁が映えてとても美しく、大勢の観光客でにぎわっている。

また、近くには「園比屋武御嶽石門」や「玉陵」などの世界遺産もあり、まとめて訪れることができるため見どころが多い。

実は、夜もおススメの観光スポットで、首里城からは那覇市の夜景を見ることができる。

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ガーナー森【那覇市の史跡】

魔物として恐れられていたガーナームイ

那覇市を走るゆいレールの奥武山公園駅から、221号線に沿って東方向へ歩いてくと、那覇大橋を渡る前の右側の少し奥へ入ったところに雑木林がある。

今は林の前に建物があって道路からは見えにくいが、この雑木林が「ガーナー森」だ。

ガーナー森
ガーナー森(沖縄県那覇市)

現在は陸地にあるガーナー森だが、むかしは奥武山公園がある一帯は河口(漫湖)となっていて、奥武山もガーナー森も河口に浮かぶ島だった。

そして、島だったときのガーナー森は「魔物」だったという伝説があちこちに残っている。

ガーナームイの伝説

ガーナームイ
ガーナームイ(イメージ図)

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