霊魂には「生霊」と「死霊」がある【沖縄の民俗学】

沖縄の霊魂に関する考え方 その2

~琉球おきなわ民俗学(わが家での場合)~

別の記事で「沖縄の霊魂に関する考え方」の基本的なことを書いたが、今回は霊魂(=マブイ)について、もう少し詳しく書いてみた。

イチマブイとシニマブイ

日本でよく聞く怖い話の類では、幽霊が祟ってでてくることが多い。

その幽霊は、突然現れたと思ったら煙のように消えた…など、物体(肉体)のない霊魂の状態が基本としてあり、これは沖縄でも同じような考え方だ。

「霊魂」にフォーカスをあてると、まず沖縄では魂のことを方言で「マブイ」という。

このマブイは二通りに分けて考えられていて、生きている人の魂は「イチマブイ(=生霊)」、そして死者の魂は「シニマブイ(=死霊)」と区別している。

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南城市のココがおススメ【ランキング】

琉球神話が残る歴史のまち「南城市」

南城市は、沖縄本島の南部にあり、大里村・佐敷町・玉城村・知念村が合併してできた市だ。

琉球の開びゃく神話にでてくる史跡が多く、またレジャースポットもあるので観光客にも人気がある。

ここでは、南城市にある名所を実際に訪れてみて、個人的に「良かった」と思った名所のランキングを紹介している。

また、訪れてみたい南城市の名所の一覧を掲載し、その詳細は個別のページを作っていく予定だ。

南城市の観光を考えている方は、参考にどうぞ。

南城市の行ってみて良かったところ

これまで訪れたことのある名所から、個人的に良かったところのランキング。

1位 グスク(城跡)

糸数城跡
糸数城跡(沖縄県南城市)

南城市には、琉球神話にでてくるグスクをはじめとした古い城跡が多い。
城(グスク)が好きなので南城市に残る城は魅力的だ。
それぞれのグスクに説明板があったりするので、歴史を知ることができて面白い。

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【島たび】小さな砂の島「ウカビ島」へ行ってきた(南城市)

沖縄本島から5分で行けるウカビ島

ウカビ島
ウカビ島(南城市)

サンゴの欠片と砂でできた「ウカビ島」は、高速船を使うと5分以内で到着する。

小さな砂の島なので、潮が満ちてくると水没しないか気になるところだが、聞いてみると満潮時でも沈まない島とのことだ。

実は、この日は「コマカ島」へ行き、シュノーケルをする予定だったが、海上の状態が悪く、コマカ島行きの船は欠航。

そこで予定を変更して、ウカビ島へ行ってきたのだが、ウカビ島に興味がある方は参考にどうぞ。

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金武観音寺と金武宮【金武町の名所】

2020/03/01 記事内に誤りがありましたので削除・修正しました

【削除・修正した内容】
・日秀洞に関する記述
・日秀洞ではない場所を誤って日秀洞と紹介していたため

すでに記事を参考にした方々、勘違いの内容で混乱させてしまい、申し訳ありませんでした。

琉球八社のひとつ「金武宮」

「安里八幡宮」「天久宮」「沖宮」「金武宮」「識名宮」「末吉宮」「波上宮」「普天間宮」を琉球八社という。

琉球八社は琉球王府の庇護があったこともあり、沖縄県内でも知られていて参拝者も多い。

この記事では「金武宮きんぐう」を紹介している。

金武観音寺
金武観音寺(沖縄県金武町)

金武観音寺は、一度全焼したことがあり再び建築されている。

しかし、沖縄戦の戦火では焼失しなかった貴重な木造建造物で、赤瓦屋敷の沖縄らしいたたずまいに魅力がある。

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【危険回避】海の危険生物を知ろう

沖縄の海を楽しむ前に知っておこう「海のキケン生物」たち

クラゲ注意の標識
クラゲ注意

美しい海に、島のゆったりとした時間の流れ――
沖縄にはたくさんの魅力が詰まっている。

でも、自然のなかには危険な生物もいる。

せっかくの沖縄旅行を楽しむために、海へ行く前に「海の危険生物」を知っておこう。

わかりやすい動画で事前に海を知る

写真などで海にいる危険な生きものを紹介することもできるが、それだけだと伝わりにくい。
そこでわかりやすい動画を見つけたので参考にどうぞ。

■YouTube動画 「気をつけよう!! 海のキケン生物

約22分の動画だが、危険な生きものたちを海にいる状態で紹介しているので、実践的でかなり役に立つ。
海へ行く予定があるなら、この動画を先に見ておくことで対策を立てることができる。

※ただし、ケガの症例もでてくるので、苦手な人は遠慮したほうがいいかも。

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