沖縄の石獅子フォトギャラリー No.001(与那原町・南風原町・豊見城市)

南部の石獅子たちを紹介

村落獅子は、ムラの魔除けとして造られている。
沖縄には石獅子たちがあちこちにいて、とてもユニークだ。

ここでは、与那原町・南風原町・豊見城市のシーサーを紹介している。

与那原町の石獅子たち

与那原町では、4体の石獅子を見つけた。

新島石獅子(1)

新島石獅子(1)
新島石獅子(1)(与那原町)

「新島の石獅子」と呼ばれている2体のシーサーのひとつ。
「イーー!」と歯を見せて笑う新島の石獅子。

新島石獅子(2)

新島石獅子(2)
新島石獅子(2)(与那原町)

同じく「新島の石獅子」と呼ばれているシーサー。
こちらは小ぶりだが、表情はもう1体と似ている。

中島石獅子(1)

中島石獅子(1)
中島石獅子(1)(与那原町)

2体ある「中島の石獅子」のうちのひとつ。
となりの木が生長し、シーサーの頭にめり込んできている。

中島石獅子(2)

中島石獅子(2)
中島石獅子(2)(与那原町)

もう一つの「中島の石獅子」。
このシーサーは、移動してきて今の場所にいる。もともとは上の「中島の石獅子(1)」の近くにあった。

【未訪問】与那原町の石獅子

  • 大見武の石獅子
  • 板良敷の石獅子
  • 上与那原の石獅子


次は、この未訪問の石獅子たちを探してみたい。

南風原町の石獅子たち

南風原町で見つけた村落獅子は、与那原町の石獅子と比べるとサイズが小さい。
また、与那原町の石獅子は座っていたが、南風原町の石獅子は立ち姿が多かった。

※ 南風原町が紹介しているシーサー(4体)をまとめた記事はこちら

照屋の石獅子A

照屋の石獅子A
照屋の石獅子A(南風原町)

「照屋の石獅子(A)」と呼ばれている、このシーサーは民家の塀の横にいた。

照屋の石獅子B

照屋の石獅子B
照屋の石獅子B(南風原町)

「照屋の石獅子(B)」は、照屋の石獅子Aとは違って高台にいた。

本部の石獅子

本部の石獅子
本部の石獅子(南風原町)

「本部の石獅子」は、これまで見てきた村落獅子とは様相が違っていた。
開いた口にはとがった牙らしきものがあり、鬼みたいな表情だった。

兼城の石獅子

兼城の石獅子
兼城の石獅子(南風原町)

「兼城の石獅子」は、うつむいていたので表情を見ることはできなかった。
小さいサイズのシーサーで、知らずに見た場合は、村落獅子とは気付かず、ただの石に見えるかもしれない。

※ 「兼城の石獅子」の詳細を知りたい人はこちら

【未訪問】南風原町の石獅子

  • 復元された兼城の石獅子(琉球新報の2009年ニュース情報)


南風原町が紹介していた石獅子は4体だけだが、ほかにもたくさんいるようである。

豊見城市の石獅子たち

豊見城市の観光案内では、10体の村落獅子を紹介していた。

高嶺の石獅子

高嶺の石獅子
高嶺の石獅子(豊見城市)

ちょっと盛り上がった場所にいる「高嶺の石獅子」は、見上げるようなポーズをしている愛らしいシーサーだ。

渡嘉敷の石獅子

渡嘉敷の石獅子
渡嘉敷の石獅子(豊見城市)

開けた場所にいた「渡嘉敷の石獅子」。
区画整備でも行った後なのか、周りには何もなく、シーサーだけがポツンとあった。

真玉橋の石獅子|アガリヌシーサー

アガリヌシーサー
アガリヌシーサー(豊見城市)

真玉橋にある2体のうちのひとつ、「アガリヌシーサー」。
名称がはっきりしている村落獅子は珍しいかも。

※ 「アガリヌシーサー」の詳細を知りたい人はこちら

真玉橋の石獅子|イリヌシーサー

イリヌシーサー
イリヌシーサー(豊見城市)

同じく真玉橋にある「イリヌシーサー」。
この村落獅子は、むかしは魔物だったという「ガーナー森」の伝説と関連のある石獅子だ。

※ 「イリヌシーサー」の詳細を知りたい人はこちら

田頭の石獅子(1)

田頭の石獅子(1)
田頭の石獅子(1)(豊見城市)

田頭には2体の村落獅子がいるらしいが、この1体しか見つけられなかった。
ほかの石獅子とは違った形状をしていて、頭のみで身体がない。

【未訪問】豊見城市の石獅子

  • 田頭の石獅子(2)
  • 名嘉地の石獅子
  • 保栄茂の石獅子
  • 根差部の石獅子
  • 饒波の石獅子


ここでは、与那原町・南風原町・豊見城市にある石獅子を紹介したが、ほかの市町村の村落獅子も別の記事で紹介する予定だ。