グルクンのから揚げが美味しい居酒屋「海あじ O.TOSHI丸」

サンゴ礁の海は透明度が高くて美しいが、実は栄養価は低い。

荒波で育ち、引き締まった体に脂ののった刺身を水揚げした北陸で食べると、沖縄の魚は水っぽい気がする。

環境が変わると生き物も変化するが、食べてみてこんなにも違うのかと実感したのが魚だった。

刺身では負けるかもしれないが、沖縄の魚も調理次第で美味いものに化ける。

海鮮料理が食べたくなったので、豊見城市にある海あじへ行ってきた。

海あじ O.TOSHI丸のようす

住宅地の中にある海あじは、アパートの1階が店舗といった外観だ。

店の前に駐車場はあるが、停められる台数は少なく、すぐに満車になることがあるから注意が必要だ。

店へ入ると、複数の先客がいて食事を楽しんでおり、空いているカウンター席を案内された。

お腹がすいていたので、メニューを見ていくつか注文した。

運ばれてきたのは、グルクンのから揚げ、刺身盛り、海ぶどうなど。

ほかにも島らっきょうの天ぷらなどを食べたが、グルクンのから揚げが一番印象に残った。

グルクンは沖縄の方言で、正式にはタカサゴという魚、沖縄の県魚となっている。

海中で泳いでいるうちは青い色をしているが、市場に並ぶときは赤い色になっている。

そのため、水族館で泳いでいる青いグルクンを見ても、それがグルクンと気づかない人も多い。

グルクンは20～30cmほどの魚で、個人的にはから揚げで食べるのが好きだ。

グルクンのから揚げは、たんぱくで食べやすく、レモンをしぼってかけて食べると、なお美味しい。

居酒屋では、グルクンのから揚げはメニューに載っていることが多いのでおすすめの一品だ。

海あじ O.TOSHI丸
（所在地　沖縄県豊見城市豊崎1-681）

■海あじ O.TOSHI丸までの距離（車の場合）
・豊見城市役所（豊見城市宜保1-1-1）…約 4.61km（11分）
・沖縄県庁（那覇市泉崎1-2-2）…約 8.71km（16分）
・那覇空港（那覇市字鏡水150）…約 6.69km（14分）

■おきなわ物語
https://www.okinawastory.jp/
→沖縄観光情報WEBサイト