【島たび】沖縄本島から1時間以内で行ける日帰り可能な離島

船で行く沖縄本島周辺の島

嘉比島
離島の海

沖縄旅行の楽しみの一つに「離島」がある。
沖縄本島周辺にも複数の離島があるが、どの島もそれぞれ個性があって魅力的だ。
離島への船便は、一日に数回往復していたりするので、日帰りの「島たび」も可能だ。

ここでは、沖縄本島から船で「1時間以内」で着く「日帰り」可能な島を紹介する。

沖縄島と周辺
沖縄島と周辺の地図

■那覇市 発
・チービシ…ナガンヌクエフ神山

■南城市 発
コマカ島ウカビ島 ・久高島

■うるま市 発
津堅島

■本部町 発
水納島 ・伊江島

本島の南部から出発できる離島

沖縄本島南部には、「那覇市」と「南城市」から出港する船で行ける島がある。

チービシ環礁(渡嘉敷村)

チービシ
チービシ環礁

ナガンヌ島・クエフ島・神山島の3島は「チービシ」と呼ばれている。

ナガンヌ島

ナガンヌ島
ナガンヌ島(チービシ)

■面積:約0.29k㎡/周囲:約3km

ナガンヌ島は宿泊できる施設もあり、海を楽しむための設備が揃っている嬉しい島だ。
島には植物が生えていて、ウミガメもやってくるらしいが保護のため立入禁止区域があったりするから注意が必要。
通年ツアーを行っている会社があるので、そこを利用して訪れることができる。

ナガンヌ島へのアクセスのサンプル

7~9月…一日3往復(泊港から出航)
※要予約。
※船の所要時間は約20分。
※季節によって船便数が異なる。

【料金】 おとな料金
日帰り(往復)…4200~5800円

※別途、環境協力税(100円)が必要。
※季節や食事の有無によって料金に変動あり。
※宿泊も可能だが料金が変わってくる。

ナガンヌ島についての参考サイト

■ナガンヌ島
http://www.nagannu.com/

島へのアクセス方法、施設・設備などが紹介されている

ほかに役に立った情報
ナガンヌ島
ナガンヌ島のパンフレット

ナガンヌ島のパンフレット。これを見てチービシに興味を持った。いつか訪れてみたい。

クエフ島

■面積:約0.02k㎡/周囲:約0.6km

クエフ島は「砂の島」といった感じでトイレなどの設備はない。
島へ行く定期便はないようで、ツアーなど利用して行く。

神山島

島のどこかに灯台があるが行けるかどうかは不明。
少しだけ植物もあるがトイレなどの設備はない。
情報の少ない島だが、ダイビングなどで訪れている人はいるようだ。

那覇市の出発地「泊港(とまりん)」

とまりん
泊港(通称とまりん)

船を使って離島へ行くには、おもに「とまりん(泊港)」を利用する。
とまりんの隣に立体駐車場があり、とまりんの建物には、ホテル・食事処・コンビニなどがあるから便利だ。
とまりん1階が船の切符売り場と待合所になっていて、切符の購入は時期によって混雑することもある。

【とまりんから出発する離島便】
・渡嘉敷島
・座間味島と阿嘉島
・粟国島
・久米島と渡名喜島
・北大東島と南大東島

とまりん(泊港)についての参考サイト

■泊ふ頭旅客ターミナルビル とまりん
https://www.tomarin.com/

離島行きの便などの情報を取得することができる

泊港
(所在地 沖縄県那覇市前島3-25-1)

■とまりん(泊港)までの距離(車の場合)
・那覇市役所(那覇市泉崎1-1-1)…約 2.12km(04分)
・那覇空港(那覇市字鏡水150)…約 5.61km(09分)

ウミガメシルエット
↓南城市 発↓

コマカ島(南城市)

コマカ島
コマカ島(沖縄県南城市)
コマカ島
コマカ島

■面積:約0.02k㎡/周囲:約0.8km

南城市に属する無人島で、島にある設備はトイレのみ。
シュノーケルやダイビングなどで人気があるほか、島には植物も生えているので、ちょっとした無人島散策もできる。
しかし、日陰となる場所は少ないらしく、長時間滞在するならパラソルなどのレンタルをすすめている。

コマカ島へのアクセスのサンプル

知念海洋レジャーセンターから渡し船が出航
※要予約。最少催行人数2名から。
※船の所要時間は約15分。

【料金】 おとな料金
コマカ無人島(往復)…2500円

ウカビ島

ウカビ島
ウカビ島(南城市)

ウカビ島は、サンゴの砂でできた小さな島で何もない。
シュノーケルを楽しむために訪れる利用者が多いようで、コマカ島と同じく「知念海洋レジャーセンター」から渡し舟を使って上陸する。

関連する記事

【島たび】小さな砂の島「ウカビ島」へ行ってきた(南城市)

ウカビ島へのアクセスのサンプル

知念海洋レジャーセンターから渡し船が出航
※要予約。最少催行人数2名から。
※船の所要時間は約3分。

【料金】 おとな料金
ウカビ島(往復)…1400円

知念海洋レジャーセンターについての参考サイト

■知念海洋レジャーセンター
https://www.chinenmarine.co.jp/

コマカ島の紹介ページもある

南城市の出発地「知念海洋レジャーセンター」

知念海洋レジャーセンター
知念海洋レジャーセンター(沖縄県南城市)

レジャーセンター周辺に駐車場があり、わりと広い。
また、近くのビーチハウスには、マリン用品のレンタルや有料シャワーなどがあるため便利だ。

知念海洋レジャーセンター
(所在地 沖縄県南城市知念久手堅676)

■知念海洋レジャーセンターまでの距離(車の場合)
・南城市役所(南城市佐敷字新里1870)…約 10.52km(20分)
・沖縄県庁(那覇市泉崎1-2-2)…約 22.15km(43分)
・那覇空港(那覇市字鏡水150)…約 25.04km(51分)

ウミガメシルエット
少し休憩。。。

久高島(南城市)

カベール岬
カベール岬(久高島)

■面積:約1.38k㎡/周囲:約8km

久高島くだかじまは、「神の島」とも呼ばれている。
今でも祭祀が多く、御嶽などの聖地も多数あり、立入禁止となっていたりするので、島めぐりをするときは、事前に調べておいたほうがいい。

関連する記事

【島たび】沖縄本島から25分で行ける久高島へ行ってきた

久高島へのアクセスのサンプル

フェリーと高速船(一日6往復)
■沖縄本島「安座真港」発
始発09:00、最終17:30

■久高島「徳仁港」発
始発08:00、最終17:00

※季節によって時間の変更あり。

【時間・おとな料金】
・フェリー:約 25分(往復…1280円)
・高速船 :約 15分(往復…1460円)

自動車航送運賃(車両の長さ:3~4m)
片道…4620円 往復…8780円

※要問合せ。フェリー運送。
※運転者1名の運賃含む。
※車両の長さで料金が異なる。

久高島についての参考サイト

■久高のシマ時間
https://kudaka-island.com/
→久高島公式サイト
島の暮らしとつながる南城市久高島観光交流サイト

■らしいね南城市
http://www.kankou-nanjo.okinawa/
→南城市の観光ポータルサイト

南城市の出発地「安座真港」

安座真港
安座真港(久高島定期船切符売場)

久高島へ行く船は「安座真港」から出発している。
港には旅客待合所があり、駐車場も完備されている。

安座真港
(所在地 沖縄県南城市知念安座真1062)

■安座真港までの距離(車の場合)
・南城市役所(南城市佐敷字新里1870)…約 10.05km(20分)
・沖縄県庁(那覇市泉崎1-2-2)…約 21.68km(42分)
・那覇空港(那覇市字鏡水150)…約 24.57km(51分)

ウミガメシルエット
↓次は、中部↓

本島の中部から出発できる離島

沖縄本島の中部にも離島は複数あったが、離島だった4島が「海中道路」でつながり、今は車を使って行くことができるようになったので、船で行く離島は「津堅島」しかない。

津堅島(うるま市)

トゥマイ浜
トゥマイ浜(津堅島)

■面積:約1.88k㎡/周囲:約7km

津堅島つけんじまは、特産のニンジンをモチーフにしたものが島のあちこちにあってユニークだ。
マリンスポーツを楽しむ人たちが訪れるが、島の歴史は古くて史跡もある。

関連する記事

【島たび】キャロットアイランドの愛称をもつ「津堅島」へ行ってみた

津堅島へのアクセスのサンプル

フェリーと高速船(一日5往復)
■沖縄本島「平敷屋港」発
始発07:30、最終17:00

■津堅島「津堅港」発
始発08:00、最終17:30

※たまに高速船とフェリーの入替あり

【時間・おとな料金】
・フェリー:約 30分(往復…1220円)
・高速船 :約 12分(往復…1510円)

自動車航送運賃(車両の長さ:3~4mの場合)
片道…4910円

※要予約。フェリー運送。
※運転者1名の運賃含む。
※車両の長さで料金が異なる。

津堅島についての参考サイト

■うるまいろ
https://uruma-ru.jp/
→うるま市観光物産協会 公式WEBサイト

■神谷観光
http://tsuken.shimatabi.jp/index.html

津堅島への定期船を運航している会社のサイト

うるま市の出発地「平敷屋港」

平敷屋港
平敷屋地区旅客待合所(平敷屋港)

津堅島へは、勝連半島にある「平敷屋港」から出港している船を利用する。
港には旅客待合所があり、駐車場も完備されている。

平敷屋港
(所在地 沖縄県うるま市勝連平敷屋3784-21)

■平敷屋港までの距離(車の場合)
・うるま市役所(うるま市みどり町1-1-1)…約 11.26km(26分)
・沖縄県庁(那覇市泉崎1-2-2)…約 38.03km(1時間18分)
・那覇空港(那覇市字鏡水150)…約 40.72km(1時間24分)

ウミガメシルエット
↓次は、北部↓

本島の北部から出発できる離島

沖縄本島北部には、「本部町」と「今帰仁村」から出港する船で行ける島がある。

水納島(本部町)

離島の海
離島の海(水納島|沖縄県本部町)

■面積:約0.47k㎡/周囲:約4.6km

水納島みんなしまは、かつては無人島だったが今はマリンスポーツの島として人気だ。
夏になるとメインビーチ周辺は海水浴を楽しむ人たちで賑わい、砂浜はカラフルなビーチパラソルが並ぶ。

関連する記事

【島たび】クロワッサンの形をした「水納島」へ行ってきた(本部町)

水納島へのアクセスのサンプル

高速船のみ(一日12往復)※データは繁忙期を使用
■沖縄本島「渡久地港」発
始発08:45、最終17:45

■水納島「水納島港」発
始発08:00、最終17:00

※時期によって船便数がかなり異なる。

【時間・おとな料金】
高速船:約 15分(往復…1710円)

水納島についての参考サイト

■もとぶ町観光協会
https://www.motobu-ka.com/
→一般社団法人本部町観光協会

■本部町 公式サイト
https://www.town.motobu.okinawa.jp/

※「本部港」と「渡久地港」から発着しているフェリーの運航情報がある

本部町の出発地「渡久地港」

渡久地港
渡久地港(渡久地地区旅客待合所)

渡久地港には駐車場があるが、小さいため満車になっていることが多い。

渡久地港
(所在地 沖縄県国頭郡本部町谷茶29)

■渡久地港までの距離(車の場合)
・本部町役場(本部町字東5)…約 1.07km(03分)
・沖縄県庁(那覇市泉崎1-2-2)…約 80.89km(2時間34分)
・那覇空港(那覇市字鏡水150)…約 85.03km(2時間40分)

ウミガメシルエット
少し休憩。。。

伊江島(伊江村)

伊江島
沖縄本島から見た伊江島

■面積:約22.77k㎡/周囲:約24.4km

伊江島いえじまにある海抜172mの岩山・通称「伊江島タッチュー」はシンボル的な存在で、沖縄本島から見ることができる。
伊江島はこれまで紹介してきた離島と比べると面積がある。
車両運送代が比較的安いので、自動車を使った観光を考えてもいいかもしれない。

伊江島へのアクセスサンプル

フェリー(一日4往復)
■沖縄本島「本部港」発
始発09:00、最終17:00

■伊江島「伊江港」発
始発08:00、最終16:00

※イベント時や夏期などは増便される。

【時間・おとな料金】
フェリー:約 30分(往復…1370円)

自動車航送運賃(車両の長さ:3~4mの場合)
片道…3090円 往復…5880円

※要予約。
※運転者1名の運賃含む。
※車両の長さで料金が異なる。

伊江島についての参考サイト

■伊江村 公式サイト
https://www.iejima.org/

※伊江島へのアクセスは伊江村の公式サイトにある

■本部町 公式サイト
https://www.town.motobu.okinawa.jp/

※本部町の公式サイトにも「本部港」と「渡久地港」から発着しているフェリーの運航情報がある

本部町の出発地「本部港」

港には駐車場があり、旅客待合所もある。
本部町には、離島行きの船が出る港が二つあり、伊江島と水納島で利用する港が異なるから注意が必要だ。

本部港
(所在地 沖縄県国頭郡本部町崎本部5232)

■本部港までの距離(車の場合)
・本部町役場(本部町字東5)…約 3.85km(08分)
・沖縄県庁(那覇市泉崎1-2-2)…約 78.39km(2時間30分)
・那覇空港(那覇市字鏡水150)…約 82.53km(2時間36分)

ウミガメシルエット
最後に。。。

★伊是名島と伊平屋島について★

沖縄本島北部の「今帰仁村」にある港から「伊是名島」と「伊平屋島」へ行くことができるが、「1時間以内」「日帰り」という条件では滞在時間が短くなるので、別の記事で紹介する。


それぞれの島の紹介に、「アクセスのサンプル」を掲載しているが、作成当時のデータなので、変更になる可能性がある。
島を訪れるときは、事前に最新のデータを確認したほうがいい。

観光情報についての参考サイト

沖縄県の観光情報など入手できる

■おきなわ物語
https://www.okinawastory.jp/
→沖縄観光情報WEBサイト

■沖縄県 公式サイト
https://www.pref.okinawa.jp/

関連する記事

【島たび】沖縄本島から船で行ける日帰り可能な離島
2時間以内の船旅で行ける沖縄の離島を紹介した記事。
今回の記事「1時間以内で行ける離島」で紹介できなかった島を掲載している。

【危険回避】沖縄旅行を満喫するために知っておくべきこと(陸上編)
陸上にいる「沖縄のキケン生物」について書いた記事。
毒蛇「ハブ」について知りたい人には参考として役に立つかもしれない。

【危険回避】海の危険生物を知ろう
「海のキケン生物」や海へ行くときの注意点などを書いた記事。

記事内の10の島一覧

・那覇市発…チービシナガンヌクエフ神山

・南城市発…コマカ島ウカビ島久高島

・うるま市発…津堅島

・本部町発…水納島伊江島

追記

|2023/02|リンク修正済み

TOPページロゴ
TOPページ