シーカヤック&シュノーケルのツアーに参加してみた(座間味村)
沖縄本島の海でシュノーケルをしているが、海中は魚たちが泳ぎ、運が良ければウミガメに会うこともある。
本島周辺の海はきれいで十分満足できるが、
あちこちでダイビングしている知り合いからも勧められたので、慶良間の海へ行ってみることにした。
初めてのケラマなので、ツアーを利用することにし、
数日前に電話予約をし、ツアー当日は泊港(那覇市)から座間味島へ出発した。
シーカヤックで無人島・嘉比島へわたる
ツアーはフェリーが座間味島に到着した時点から始まっていて、担当スタッフが座間味港まで迎えに来てくれていた。
港から車で移動し、お店に着いたら受付をすませて、シュノーケルで使用するメガネやフィン、ウェットスーツのサイズ合わせなどに入った。
準備が整うとスタッフの車で海辺へ移動した。
座間味島から嘉比島へ
この日のツアーの参加者は5名、それに対して女性のスタッフが1名が担当した。
車で移動している間に、スタッフがツアーの流れを説明してくれた。
ツアーは、座間味島からカヤックを漕いで無人島へ渡り、到着した無人島周辺でシュノーケルを行うという内容だ。
向かう無人島は、その日によって変えるらしく、今回は「嘉比島」だった。
海辺へ着くとカヤックの準備にとりかかかる。
カヤックは、漕ぐ前に操作説明と講習があるため初心者でも安心だ。
すぐにこげるようになったカヤック
馴染みのないカヤックは、はじめのうちは慣れずに漕ぎにくかったが、自然とコツがつかめてくるようで、気が付くと操作できるようになっていた。
ケラマの海をわたる
カヤックの良いところは、漕いでいる間、海をゆっくり見ることができる点だ。
浅いところは明るいブルー、深くなるにつれて海の色も変化していくので見ていて飽きなかった。
無人島・嘉比島に到着
座間味島から嘉比島は目視できたので、距離は短いと思っていたが、カヤックで行くと約1時間くらいかかったかもしれない。
嘉比島へ着くとカヤックを固定して休憩となった。
スタッフが温かいお茶とお菓子を用意してくれていて、お茶を飲むとほっとした。
嘉比島は、無人島だが白い砂浜が広がり、植物も生えていてわりと面積があるようだ。
また、島には灯台があるため、時間の余裕があるなら散策してみたかったが、今回はツアーの行程上、島めぐりをする余裕はなかったのが残念だった。
少しの休憩の後、シュノーケルの準備へと入った。
慶良間諸島でシュノーケル
メガネにフィン、ウェットスーツを着て、最後にライフジャケットをつけたら、準備は完了。
いよいよシュノーケルを楽しむことになるが、今回の参加者は全員シュノーケルの経験者だったので講習はなかった。
スタッフに続いて海へ入った。
うわさ通りキレイな慶良間の海
沖縄本島でシュノーケルをしていても、いろんな魚に会えるし、海中の透明度も良いので満足していた。
しかし、慶良間の海はレベルが全然違う。
海は想像以上に透明度が高く、海中にいることを忘れるような世界となっていて驚いた。
夢中になって慶良間の海を楽しんでいたが、シュノーケル中はスタッフが近くにいるので安心して泳ぐことができた。
また、ツアーの良い点のひとつとして、シュノーケルポイントへ案内してくれることがある。
そのおかげで、たくさんの魚たちを見ることができ、慶良間の魅力を存分に楽しむことができた。
驚くほど透明な慶良間の海
ウワサには聞いていたけど、慶良間の海は本当に透明度が高い。
スタッフの方が海底近くまで潜って写真を撮っていたが、その姿を見ることができるくらい澄んでいた。
ライフジャケットを着ていたので、深く潜ったりすることはできなかったが、十分に満喫できるシュノーケルだった。
満足できた半日ツアー
シュノーケルを終えた後は、お店のシャワーで海水を洗い流してスッキリできた。
ケラマカヤックセンターは、泳ぐ準備して、タオルと着替えを用意しておけば、ほかには何もいらないので、とても便利なツアーだった。
ツアーに選んだお店「ケラマカヤックセンター」
ケラマカヤックセンター
(所在地 沖縄県島尻郡座間味村座間味125-2)
■ケラマカヤックセンターまでの距離(徒歩の場合)
・フェリー待合所…約 0.293km(04分)
・座間味村役場…約 0.032km(01分)
シーカヤック&シュノーケル(半日ツアー)のスケジュール
■事前予約
インターネットで情報収集し、ツアーの予約
■ツアー当日
とまりん(泊港:那覇市)
09:00 高速船 クイーンざまみ(泊港→座間味港)
09:50
↓
座間味島に到着
港までスタッフが迎えにきてくれる
↓
ケラマカヤックセンター
お店で受付、準備→海辺へ移動
↓
10:00 シーカヤック&シュノーケル(約2時間30分)
12:30
シーカヤック(座間味島→嘉比島)
|
嘉比島
・小休憩
・シュノーケル(嘉比島)
≪帰路≫
・シーカヤック(嘉比島→座間味島)
・島に到着後、カヤックの固定や片づけ
・車で移動→お店に到着(シャワー/着替えなど)
↓
解散
ツアーのあとは、ランチをとって島をドライブした
(島めぐりは、別記事で紹介予定)
|
16:20 高速船クイーンざまみ(座間味港→泊港)
17:10
半日ツアーのまとめ
- 半日ツアーだと、日帰りが可能。
- 繁忙期は早めに予約しておかないと空きがないらしい。
(今回はシーズンオフだったので、参加人数も少なく予約もできた) - 島に到着後、港までの迎えがあったので便利だった。
- お店は思っていたよりは広くて、テーブルなどが用意されている。エアコンもきいていて快適だった。
- シュノーケルなどのマリングッズはすべて料金込みで追加はなかった。
(泳ぐ準備に、着替え・バスタオルの以外は何もいらない)
- カヤック・シュノーケルは講習があるため、初心者も参加しやすい。
- ツアー中は、スタッフがずっとついていてくれる。
- 海へいる間は、ライフジャケットは常に着用だった。
- カヤックを漕ぐ間は、日陰がないので日焼けや熱中症対策が必要。
(カヤック内にペットボトルの水を持ち込んでおくと安心かも) - シュノーケルのメガネは、視力が悪かったので不安があったが問題なく使えた。
- シーズンオフ(10月)に参加したが、まだまだ泳げる水温で、ウェットスーツ(上のみ)を着てシュノーケルをした。
- 屋外に男女別のシャワー室が用意されている(個室)。
- 店内で休憩でき、ドライヤーなどもあって便利だった。
- ツアー終了後に、スタッフが撮影していた写真をCD-ROMでもらえた。
- 島内でランチをとるなら、お店の営業時間を確認したほうがいい。
(スタッフいわく、シーズンオフだとランチの営業時間が14:00というお店があるらしい) - 時間に余裕があるなら、座間味島の散策するのもいいかもしれないが、ツアー後は体力を消耗しているので無理は禁物だ。
関連する記事
入手した慶良間諸島のリーフレット
出発地のとまりん(泊港)や座間味港(フェリー乗り場)にある観光案内所などで、慶良間諸島関連のパンフレットを入手することができる。
座間味島までのアクセス
座間味島は、フェリーと高速船が往復していて日帰りも可能な離島だ。
沖縄本島から座間味島へ行くには、那覇市の「泊港(通称:とまりん)」から船に乗る。
注意すべきは、座間味島行きの場合は、高速船とフェリーでは乗り場が異なっていることだ。
とくに高速船「クイーンざまみ」だと、乗り場が離れているため、場所の確認と早めの移動が必要となる。
とまりん「北岸旅客待合所」
今回のツアーへは、高速船「クイーンざまみ」を利用した。
高速船が出発する「北岸」は、とまりんの待合所から少し距離があるため、時間に余裕をもっていたほうがいい。
また、北岸旅客待合所は、あまり広くないので、利用者が多いと席に座れないこともある。
泊港(通称:とまりん)周辺のMAP
■とまりん
(所在地 沖縄県那覇市 前島3-25-1)
座間味島行きの船は「とまりん」から出発するが、注意すべきは高速船とフェリーは乗り場の位置が異なることだ。
・高速船「クイーンざまみ」…泊港北岸(北岸旅客待合所)
・フェリー「フェリーざまみ」…泊港南岸
座間味島へのアクセスのサンプル
— 注意 —
記事のデータは、島たびをした当時の情報をもとにしている。
料金や時刻表は変わる可能性があるので、最新情報の確認が必要だ。
■フェリーざまみ
フェリーは時期によって異なるが、一日1~2便往復している。
運賃
・片道…2120円
・往復…4030円
※車両運搬(3m未満)…片道 9150円
所要時間
泊港~座間味島…約 1時間30分(阿嘉港経由…約 2時間)
★フェリー…2017年9月のサンプル(一日1便)
往路 | 復路 |
---|---|
10:00 泊港 | 11:30 阿嘉島 11:45 阿嘉島 | 12:10 座間味島 |
15:00 座間味島 | 15:15 阿嘉島 15:30 阿嘉島 | 17:00 泊港 |
■クイーンざまみ(高速船)
高速船は時期によって異なるが、一日1~3便往復している。
運賃
・片道…3140円
・往復…5970円
所要時間
泊港~座間味島…約 50分(阿嘉港経由…約 1時間10分)
★高速船…2017年9月のサンプル(一日2便)
往路 | 復路 |
---|---|
~1便~ 09:00 泊港 | 09:50 座間味島 ~2便~ 16:00 泊港 | 16:50 阿嘉島 17:00 阿嘉島 | 17:00 座間味島 |
~1便~ 10:00 座間味島 | 10:10 阿嘉島 10:20 阿嘉島 | 11:00 泊港 ~2便~ 17:20 座間味島 | 18:10 泊港 |
観光情報についての参考サイト
■座間味村
公式サイト
※フェリーの最新情報も公式サイトから入手できる
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