波上宮とそんなつながりが!? 崎山御嶽

首里に石彫りの獅子がいると知り、石獅子さがしをしていたときに偶然見つけたのが崎山御嶽だった。
道沿いに石造りの門があり、香炉が置いているから一目で御嶽とわかった。
たいていの御嶽は説明板などがなく正体不明の場合が多い。ところが崎山御嶽には説明板があったため、御嶽名を知ることができた。
“首里城の近くは名所がいっぱい! 偶然見つけた崎山御嶽(那覇市)” の続きを読む
首里に石彫りの獅子がいると知り、石獅子さがしをしていたときに偶然見つけたのが崎山御嶽だった。
道沿いに石造りの門があり、香炉が置いているから一目で御嶽とわかった。
たいていの御嶽は説明板などがなく正体不明の場合が多い。ところが崎山御嶽には説明板があったため、御嶽名を知ることができた。
“首里城の近くは名所がいっぱい! 偶然見つけた崎山御嶽(那覇市)” の続きを読む動画の概要 ※音あり(音声「VOICEVOX:あいえるたん」)
末吉宮(那覇市)

琉球八社のひとつ「末吉宮」は、「末吉宮跡」として国指定文化財にもなっている。
琉球時代(尚泰久王のころ)に本殿・拝殿・祭場がつくられていたが沖縄戦で破壊されてしまった。現在は磴道あたりが復元されている。
末吉宮を参拝すると世界遺産となっているグスクが思い浮かぶ。復元された石段あたりが勝連城跡や座喜味城跡などの石門や城壁と重なる。
戦争や都市開発で琉球時代の遺構や史跡がなくなりつつあるなかで、末吉宮は沖縄の歴史を自分の目で見て確認できる珍しい場所なのかもしれない。
末吉公園を通って末吉宮へ行くルートは距離があって歩くことになるけど、大名口参道(住宅地の中にある)からだとすぐに到着する。
末吉宮には社務所があるけど通常は無人だ。ネットで調べてみると、波上宮で末吉宮の御朱印をいただけるらしいので問い合わせ先などは波上宮となっているようだ。
・琉球時代から聖域となっている末吉宮跡
・琉球時代から続く「琉球八社」
琉球おきなわ説話@ryukyuokinawa
https://www.youtube.com/@ryukyuokinawa


動画の概要 ※音あり(音声「VOICEVOX:冥鳴ひまり」)
住吉神社(那覇市)
沖縄には井泉や洞穴、霊石などさまざまな対象の拝所がある。
ぱっと見ではわからない場所が実は拝所だったということはよくある話だ。そんななか住吉神社はわかりやすい。
公園から神社へ上る階段があり、進んでいくと鳥居が見えてきて、鳥居の先にはずらりと拝所が並んでいる。
住吉神社内にある拝所は、都市開発などによって元の場所から移動してきており、「住吉」「垣花」「山下」の三つの町の拝所が祀られている。
拝所ごとに石碑があり、名称がきちんと刻まれているから、どのような拝所なのかがわかるようになっている。
◇
沖縄は拝所の数が多く、すぐに拝所とわかりにくいところもある。そんな場合は香炉の有無をチェックするといいかもしれない。
香炉は四角い石の形をしたものが多く、拝所となっている場所にはたいてい設置されているので目印になる。
※拝所…神などを祀っている場所で、加護や繁栄を祈願する

琉球おきなわ説話@ryukyuokinawa
https://www.youtube.com/@ryukyuokinawa



生活していたり、関連する物事に携わっているなら、拝所は身近な存在かもしれない。
でも観光で訪れたのなら、まず拝所がどんなものなのかわからない方もいるだろう。
この記事では拝所がどのようなものなのかを説明してから「ニシヌメー」を紹介する。
“壺屋めぐりをするなら拝所も訪れてみては(那覇市)” の続きを読む
那覇市といえば繁華街&オフィス街となっている国際通りあたりが有名で商業施設が所狭しと並んでいる。
またモノレールの「ゆいレール」駅付近は、ビルや住宅など密集地となっていて、古くて歴史のあるものは少ないように見える。
しかし、そんなことはなく那覇市のあちこちに文化財が残っており、ほかの市町村のように石獅子も存在している。
今回は那覇市で見つけた安次嶺の石獅子を紹介する。
“【那覇市の村落獅子】安次嶺の石獅子” の続きを読む