【沖縄の歴史】鉄道・機関車・ケービン、知っている人は少ない?

沖縄にも鉄道はあった

沖縄の鉄道
壺川東公園(沖縄県那覇市)

2003年に開業したモノレール(ゆいレール)以前に、沖縄に鉄道があったという史実はちょっとピンとこない。

鉄道の痕跡が少ないし、機関車が実際に走っている姿を見たという人の話を聞く機会が少なくなっているからだ。

沖縄は戦争でたくさんのものが焼失してしまい、戦後は復興のため歴史・文化財・史跡まで手が回らない期間が長かった。

おざなりになっている気がしていたけど、少しずつ史跡や遺構などの展示を見る機会が増えている。

最近では史跡などを市町村の観光資源として紹介されているので、歴史も学べるチャンスとばかりに訪れるようにしている。

壺川東公園には歴史を学ぶツールに使えるものがある。園内に沖縄の鉄道にまつわる展示と資料があるからだ。

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【沖縄の鉄道】軽便「与那原駅舎」(与那原町)

軽便与那原駅舎 展示資料館へ行ってきた

軽便与那原駅舎 展示資料館
軽便与那原駅舎 展示資料館(沖縄県与那原町)

先の戦争で焼失してしまったため痕跡がほとんど残っていないが、沖縄には鉄道があった。

本土の列車より小さい軽便鉄道で「ケービン」と呼ばれていたという。

軽便鉄道は人やサトウキビなどの運搬を行なっていて、与那原線・嘉手納線・糸満線が走っていたという。

「軽便与那原駅舎 展示資料館」は、軽便鉄道が走っていた頃の駅舎を再現したもので、建物内は鉄道の資料館となっていた。

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