琉球王が使用したと伝わるグスク「浦添城跡」
浦添ようどれを訪れた際に浦添城跡に寄ってみた。
実は浦添城跡には、琉球王が居城としていたという伝承があったので気になっていたのだ。
「おもろ」にも謡われているグスクがどのような場所なのか見てきた。
浦添城跡のようす
浦添城跡は沖縄でいうところの「グスク」のひとつだ。
しかし、世界遺産に登録された大型のグスクとは少し異なり、整備はされているが、石垣などで囲まれた城郭などはよくわからなかった。
広い公園のような感じになっているが、ところどころに拝所らしき場所が見られた。
グスクは高台につくられることが多く浦添城跡もその類だ。
眺望が良くて、グスクからは街並みと海を一望することができた。
訪れたときはグスクから歴史を感じ取れる部分はほとんどなく、公園のような場所に見えた。
しかし、少しずつではあるけどグスクの修復作業をしているので、今後はかつてのグスクが復元されるのかもしれない。
関連する記事
【こぼれ話】浦添グスクの歴史
入手したリーフレットやネットなどの情報によると、浦添城跡の歴史は次のようなものらしい。
12世紀~15世紀初頭
舜天王の時代につくられたといわれ、「舜天」「英祖」「察度」の居城だったという伝説がある
中山(沖縄本島中部)の支配者の拠点と考えられている
14世紀後半~15世紀前半
大規模なグスクだった
16世紀頃(政治の中心が首里城へ移った後)
第二尚氏・三代「尚真」の長男「尚維衡」が居住、以後その子孫が屋敷を構えていた
1609年
薩摩侵入の際に焼け落ちる
1945年
沖縄戦で日本軍の陣地となり激戦地となる
戦後
少しずつグスクの修復が行なわれている
浦添城跡周辺のMAP
浦添城跡
(所在地 沖縄県浦添市仲間2-53)
■浦添城跡までの距離(車の場合)
・浦添市役所…約 0.983km(03分)
・那覇空港…約 12.9km(27分)
・沖縄県庁…約 7.64km(17分)
観光情報についての参考サイト
■うらそえナビ
浦添市観光協会
■浦添市
公式サイト