【豊見城市の石獅子】渡嘉敷のシーサー

土地整備中? ぽつんと残る渡嘉敷のシーサー

渡嘉敷のシーサー
渡嘉敷のシーサー(沖縄県豊見城市)

土地改良は世の常で珍しいことではない。

でも土地改良中は、変化の最中とあってたまに不思議な光景を見ることがある。

豊見城市の渡嘉敷のシーサーは、まさに絶妙なタイミングで出会った石獅子だった。

渡嘉敷のシーサーのようす

渡嘉敷のシーサー
渡嘉敷のシーサー(沖縄県豊見城市)

豊見城市は観光ガイドブックで市内のあちこちに鎮座する石獅子を紹介している。

全部で10体が一言コメント付きで紹介されていて観光資源になっているようだ。

渡嘉敷の石獅子はガイドブックを入手する前に出会った石獅子で、豊見城市内を車で移動しているときに偶然見つけた。

簡単に見つけられた理由は、広場にぽつんと鎮座していて目立っていたからだ。

石獅子の周りは土地整備された形跡があり、どうやら石獅子も現在地が定位置ではなく、仮の場所のように思われる。

渡嘉敷のシーサー
渡嘉敷のシーサー(沖縄県豊見城市)

区画整備などが行われると、古くからある史跡は本来の位置からずらされたり、撤去されたりすることもある。

石獅子の場合、集落の東西南北に置くとか、邪気を跳ね返すために特定の方向に向けるなど、場所と方角に意味を持つものが多い。

元の位置から変わってしまうと本来の意味が失われることもあるので、可能ならば動かさず後世まで歴史を語る存在でいてほしい。

話はずれたが、渡嘉敷の石獅子は名称を示す緑のポールはあったが詳細な説明はなかった。

どんないわれの石獅子なのかは不明だが、撤去せずにこのまま残しておいてほしいと思いつつ後にした。

渡嘉敷のシーサー
渡嘉敷のシーサー(沖縄県豊見城市)

のちに「豊見城市 観光ガイドブック」を入手し、渡嘉敷の石獅子が「渡嘉敷集落センター」の敷地内へ移されていることを知り安心した。

入手した豊見城市の観光ガイドブック

豊見城市の観光ガイドブックに「気になる!? まちなかのシーサー(石獅子)」というページがあり、10体の石獅子が紹介されている。

渡嘉敷集落センター(渡嘉敷の石獅子)周辺のMAP

渡嘉敷の石獅子 ~渡嘉敷集落センター~
(所在地 沖縄県豊見城市字渡嘉敷407)

■渡嘉敷集落センターまでの距離(車の場合)
・豊見城市役所(豊見城市宜保1-1-1)…約 1.45km(05分)
・沖縄県庁(那覇市泉崎1-2-2)…約 6.84km(17分)
・那覇空港(那覇市字鏡水150)…約 7.54km(19分)

観光情報についての参考サイト

■豊見城市観光協会
https://www.tomigusuku-okinawa.jp/

■豊見城市 公式サイト
https://www.city.tomigusuku.lg.jp/index.html

■おきなわ物語
https://www.okinawastory.jp/
→沖縄観光情報WEBサイト

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