泡立つ変わったコーヒーが飲める琉球珈琲館
郷土料理など食べ物はわりと知られているが、地元産の飲み物はあまり取り上げられない。
身近な飲み物を挙げると、わが家ではお茶といえば緑茶ではなくさんぴん茶が出てくる。
なので初めて緑茶を飲んだときは、青汁みたいな味で美味しいとは思えなかった記憶がある。
家族の好みでさんぴん茶を飲んでいたと思うが、スーパーでさんぴん茶の1リットル紙パック飲料が売られているのを見ると、ほかの家庭でも愛飲しているところが多いと思う。
話はずれたが、琉球時代からある珍しい飲み物にぶくぶく茶というものがある。
ぶくぶく茶は名前の通りお茶で、沖縄の茶道の手法でお茶をたてたときの泡立て方からきた名称という説があり、泡の量が通常のお茶とは異なる。
一般家庭ではわざわざお茶をたてることはしないので、ぶくぶく茶は珍しい飲み物だが、このぶくぶく茶から派生したと思われるさらにレアな飲み物、「ぶくぶく珈琲」を見つけた。
ランチをとるために訪れた琉球珈琲館のメニューに、ぶくぶく珈琲があったのでトライしてみた。
琉球珈琲館のようす
ランチに選んだカフェは琉球珈琲館、国際通りにあるのでアクセスがいい。
しかし2階にある店へと続く入り口が、周りの店に紛れていてわかりにくく、うっかりすると通りすぎてしまう。
建物の2~3階が琉球珈琲館となっていて、店内は分煙、席数はあるほうだ。
ランチに海人カレー、食後にぶくぶく珈琲を注文した。
海人カレーが大きな平皿で運ばれてきたのを見たときは、食べきれないかもと心配したが、あっさり完食。
カレーに独特のスパイスがきいていて美味しかった。
そして楽しみにしていた食後のぶくぶく珈琲、運ばれてきて実物を見たとき、ちょっと困ってしまった。
コーヒーはかき氷みたいに泡が山になっていて、どう飲めばいいのかわからなかったのだ。
それで店員に飲み方を聞くと、砂糖をかけると徐々に崩れていくという。
さっそく泡に砂糖をかけてみると、重みで泡が崩れ始めて飲みやすくなった。
ぶくぶく珈琲は、言ってみればコーヒー味の泡が乗っているだけで通常のコーヒーとほぼ同じだ。
ちょっと見た目が変わったコーヒーという感じで、こちらも美味しくいただき、とても満足したランチタイムを過ごせた。
■琉球珈琲館の基本情報
・営業時間…11:00~22:30
・不定休
琉球珈琲館周辺のMAP
BukuBuku 琉球珈琲館
(所在地 沖縄県那覇市牧志1-2-26)
■琉球珈琲館までの距離(徒歩の場合)
・ゆいレール「美栄橋駅」…約 0.677km(08分)
・那覇市役所(那覇市泉崎1-1-1)…約 0.795km(09分)
観光情報についての参考サイト
■カフェ沖縄敷&琉球珈琲館
http://www.buku.jp/
■NAHANAVI 那覇ナビ
https://www.naha-navi.or.jp/
→那覇市観光協会のサイト
■那覇市 公式サイト
https://www.city.naha.okinawa.jp/
■おきなわ物語
https://www.okinawastory.jp/
→沖縄観光情報WEBサイト