邪気返しとして設置された南風原の村獅子
沖縄には村落獅子があちこちに存在している。
沖縄本島の南部では多くの石獅子を見かけたが、南部に比べると中部や北部は数が少ない気がする。
だからうるま市にも石獅子がいることを知ると、すぐに会いに行った。
南風原の村獅子のようす
うるま市の勝連に鎮座している南風原の村獅子は、サイズが小さめで、あまり目立たなかった。
上の写真を見ると納得すると思うが、木のとなりに鎮座する石獅子だけなら探せなかったはずだ。
でもありがたいことに石獅子のとなりには説明板があって、それが目にとまって存在に気づけた。
素朴な彫りの石獅子は、情報がなければ獅子とは気づかなかっただろう石獅子に無事に会えて満足した。
石獅子のとなりに設置されていた説明板を見ると、次のように紹介されていた。
南風原の村獅子
さんご石灰岩を加工して作った素朴な獅子像です。
村のフーチゲーシ(邪気払い)として、南風原村が勝連城跡南側の元島原より移動した時(1726年)、村の境界として東西南北の4角に置かれたと伝えられています。
今では北側と西側が残っているだけですが、集落の研究や民俗資料として貴重なものです。
南風原の村獅子周辺のMAP
南風原の村獅子
(所在地 沖縄県うるま市勝連南風原5191あたり)
※雑木林が茂っているので埋もれている可能性あり
■南風原の村獅子までの距離(車の場合)
・うるま市役所…(うるま市みどり町1-1-1)…約 5.68km(13分)
・那覇市役所(那覇市泉崎1-1-1)…約 27.96km(54分)
・那覇空港(那覇市字鏡水150)…約 32.23km(1時間06分)
観光情報についての参考サイト
■うるまいろ
https://uruma-ru.jp/
→うるま市観光物産協会
■うるま時間
https://urumajikan.com/
→うるま市観光サイト
■うるま市 公式サイト
https://www.city.uruma.lg.jp/index.php
■おきなわ物語
https://www.okinawastory.jp/
→沖縄観光情報WEBサイト