ファーストフード「A&W」のユニークなところ

「エンダー」で親しまれている老舗ファーストフードのA&W

ファーストフードA&W
ファーストフードの老舗「A&W」(沖縄県名護市)

A&Wはアメリカからきたファーストフードで、他県では見たことがなく、メジャーでなかったことに驚いた記憶がある。

沖縄県内では、1963年に1号店がオープンしたという老舗のファーストフードで馴染みの人が多く、「エイアンドダブリュ」だと長いものだから略して「エンダー」と呼ぶ人もいる。

A&Wは県内に複数店舗あり、店によっては不思議な注文方法がある。

エンダー(A&W)の不思議なところ

ファーストフードA&W
A&Wの店内のようす

店の外側に沿うように車で回って注文するのが通常のドライブスルー。

メニューが掲示されているエリアでマイクに向かって商品を注文、それから先に進んで窓口で商品を受け取って代金を支払う――

以上が普通のドライブスルーだが、A&Wには変わった注文方法があり、先ほどのようなドライブスルーではなく、イートイン利用するでもなく、自分の車で飲食するという変わった方法がある。

手順は、A&Wの駐車場の中に、メニューが貼られている掲示板が立つ駐車スペースがあるので、そこに車を停車する。

そしてスピーカー越しで店員さんが注文を取り、調理後に店員さんが車までやって来て、商品を渡して支払いを行い、客は車内で飲食するという変わったシステムだ。
注意:すべての店舗にこの方法があるわけではない)

久しくこの特殊なA&W店舗を利用していないので、今もこの方法が残っているのかは不明だが、かなり変わっていると思う。

エンダーの名物「ルートビア」

さて、A&Wの名前が出ると必ずといっていいほど話題になる商品がある。

それはルートビア。

かなりくせのあるルートビアは「飲む? 飲まない?」「好き? 嫌い?」で話題となるが、私は個人的に好きで、あのくせになる味と炭酸の効いたのどごしが気に入っている。

ルートビアはイートイン利用だとおかわり自由、暑い夏にサーバーから注がれたばかりのキンキンに冷えたルートビアは最高だ。

ちなみに「ビア」とつくがアルコール飲料ではなく、薬草に近い健康系飲料。

なぜ健康系なのかは、A&Wのチラシに書かれていた内容を引用して紹介する。

友達を想う気持ちから生まれたルートビア
RootBeer
1919年、アメリカでロイ・アレンが病気の友達を元気づけるために約14種類のハーブをもとに作ったドリンクがルートビア。名前は原料である植物の根(ルート)と、禁酒法のさなかにノンアルコールビールとして販売された歴史的背景に由来しています。原料のひとつタチアオイの根のシロップは、咳止め、整腸、不眠解消に効果があるといわれていたり、リコリス(甘草)の根は薬草同士の調和に使われ、消化を助けたり咳の緩和のためにも用いられてきました。独特のフレーバーはサルサパリラ(ユリ科植物)やバニラによるもの。ちょっとクセのあるところが、クセになる理由!? 実は、カフェインレスでヘルシーな飲み物です。

コーラのように黒い液体からヘルシーには見えないが健康系飲料なのである。

このチラシを読んでからは、さらにルートビアのファンになった。

A&Wは24時間営業店舗もあって利用しやすい。

また国際通りや那覇空港など、アクセスのいい店舗もある。

ルートビア以外にも、いろんなメニューがあるから興味がある人にはおすすめだ。

ファーストフードA&W
セットメニュー(A&W)

観光情報についての参考サイト

■A&W
https://www.awok.co.jp/

■おきなわ物語
https://www.okinawastory.jp/
→沖縄観光情報WEBサイト

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