沖縄県のフォトギャラリー No.004
屋根シーサーを中心に沖縄のシーサーを紹介。
屋根に鎮座するシーサーは、焼物もあるが伝統的なタイプだと漆喰で作られていたりする。
漆喰のシーサーは屋根を葺いた左官さんが余った瓦と漆喰を使ってオリジナルのシーサーを作っていくが、最近は瓦葺きの家が減り、屋根シーサーの姿もあまり見かけなくなった。
手作りの漆喰シーサーは同じものがなく、表情もポーズもさまざまで個性があって好きだ。
シーサーは家に厄災がやって来ないよう守護する魔除け的な存在だ。
怖い顔で威嚇し厄災を祓おうとしているシーサーをよく見かけるが、なかにはクスッとなるシーサーもいる。
屋根シーサーだが、家の風水に基づいて置く場所や向きを決めていると聞いたことがあるが真偽は不明だ。
シーサーは愛嬌があって見ているだけでも楽しいが、県内各地に手作りシーサー教室があるので興味がある人は挑戦してみては?