伊良部島から下地島へ(宮古島市)
下地島は宮古島市に属し、となりの伊良部島とは橋でつながっている。
伊良部島から下地島を結ぶ橋を渡ったが距離が短かったため、下地島に入ったという実感がわかなかった。
下地島めぐり
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島めぐりをするために下地島を訪れたが、小さな島だったので車を使うと楽に一周できた。
とてものどかな島で運転しやすく、ほとんどの名所を訪れることができた。
中の島ビーチ
中の島ビーチは海水浴に適した海岸だ。
シーズンオフだったので海辺は閑散としていたが、遠くでマリンスポーツを楽しんでいる人がいた。
透明度が高かったので潮だまりでシュノーケルすると楽しそうだ。
-アクセスのサンプル-
■中の島ビーチまでの距離(車の場合)
・宮古島市役所…約 16.6km(47分)
・宮古空港…約 20.6km(53分)
通り池
下地島にはぽっかりと穴が開いた場所があり、そこに青々とした水が入っている「通り池」がある。
通り池は旅行前からずっと気になっていた場所だったので、今回訪れることができて嬉しかった。
通り池は駐車場から離れていて池まで少し歩く。
歩道が整備されていて歩きやすいが、周りを木々が囲んでいて場所によっては日陰をつくるくらい高い木もあったので何だか不思議な光景だった。
通り池が見えてくると周囲は開けた空間になっていた。
池の近くには石碑が設置されていて、観光名所であることがわかるようになっていた。
池は2つあり、どちらも青々とした水に満たされていた。
近くあった説明板には通り池を次のように紹介していた。
通り池の水棲動物たち
通り池の2つの池は互いに下部でつながっており、さらに、外海とは、地下水路で結ばれています。
外海からは、高さ約45m、幅約20mの巨大なトンネルを通って池に入ることができます。池に入るにつれてあたりは深い青から次第にうす緑に変化し、水面を見上げると、サーモクライン(水温の違う水が接してできる境界面)に、陽の光が入って、角度により黄色や緑、ピンクなど様々な色合いを見せてくれます。
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池の水が溜まった雨水ではなく、海水だったことには驚いた。
サンゴ礁の隆起などでできた島には自然がつくった神秘的なものが多いが、通り池のようなタイプは初めて見たので感動した。
通り池から先は行き止まりと思っていたが奥へ続く遊歩道があった。
遊歩道周辺は、海岸でよく見かける岩場が広がっていて、遠くまで道が伸びていた。
散策するのにいい場所だが、遊歩道には日陰がなかったので日焼け対策と熱中症対策は必須だ。
-アクセスのサンプル-
■通り池までの距離(車の場合)
・宮古島市役所…約 18.3km(54分)
・宮古空港…約 22.3km(1時間)
下地島パイロット飛行訓練場
下地島には、島の大きさから見るとかなりの面積を占める飛行場がある。
下地島空港と呼ばれているが、ふだん使う空港のように旅客機が発着するわけではなく、パイロット飛行訓練場となっている。
あまり使用されていないと聞いていたが、もしかしてフライトが見れるかも…と淡い期待を持って訪れた。
飛行場内は立入禁止なので、フェンスの外側をドライブしたが、フライトシーンを見ることはなかった。
フライトシーンは見れなかったが、海のグラデーションがとてもきれいで写真映えした。
-アクセスのサンプル-
■下地島空港までの距離(車の場合)
・宮古島市役所…約 19.0km(51分)
・宮古空港…約 23.4km(59分)
魚垣(佐和田の浜)
下地島と伊良部島の間となる浅瀬に「魚垣」はある。
近くに説明板があったから魚垣とわかったが、知らなければただの海岸にしか見えない。
説明板によると、魚垣は海の遠浅となる部分を利用して漁を行う。
漁の方法は、石で囲みをつくって潮が満ちるときに魚が入るようにし、潮がひいたときに出口が一つとなるようにして、出口に網を張って魚を採るという仕組みらしい。
先人たちは自然をうまく利用しているなと感心した。
※魚垣は上の写真でみると一直線に石が並んでいる部分。
-アクセスのサンプル-
■魚垣までの距離(車の場合) ※下地空港近くを位置指定
・宮古島市役所…約 17.4km(45分)
・宮古空港…約 21.8km(53分)
◇
下地島の観光スポットは、訪れる人が気持ちよく観光できるように配慮していた。
観光スポットには案内版を設置し、周囲をきれいに整備していたので利用しやすかった。
あちこち観光スポットを立ち寄ったが、どこも気持ちよく過ごせていい思い出となった。
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下地島周辺のMAP
観光情報についての参考サイト
■宮古島Style
宮古島市が運営する観光サイト
■宮古島市
公式サイト