世界遺産に登録されてなくても見事な糸数城跡【ショート動画あり】

【ショート動画】糸数城跡は埋もれたように見えてたけど整備されてるらしい

動画の概要 ※音あり(音声「VOICEVOX:四国めたん」)
 糸数城跡(南城市)

【ショート動画】糸数城跡(南城市)【日本の魅力を紹介】

世界遺産じゃなくても見事な「糸数城跡」

糸数城跡
糸数城跡(沖縄県南城市)

グスクと呼ばれているところはあちこちあるけど、規模が小さかったり整備されてなくて埋もれているものもある。

南城市にある糸数グスクは定期的に整備されており、城壁などを見れば当時のようすが伝わってくるくらい大きい。

沖縄はかつては琉球という国だった。でも琉球ができるまで三山の争いがあったといわれている。

三山の争いをかんたんに説明すると、覇権をめぐって権力者たちが争った時代があった。沖縄本島を「北」「真ん中」「南」に分けたようなかたちから、「北=北山」「真ん中=中山」「南=南山」になっているといえば、わかりやすいだろうか。

最終的には中山が勝者となり、沖縄本島内が一つの国にまとまったと学校の授業で学んだ記憶がある。

糸数城跡を訪れたときは木や雑草に埋もれているように見えた。しかしネット検索してみると、整備が進んだのか以前より全貌が見えるようになっているみたいだ。

南城市には「グスクロード」と呼ばれているエリアがあるくらい城跡がある。琉球の歴史を感じられるグスクが近距離にあるので、時間をつくってまとめて訪れるのもいいかもしれない。

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糸数城跡(沖縄県南城市)
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沖縄本島最南端のグスクには海へつながる穴がある【ショート動画あり】

【ショート動画】海のすぐそばにある具志川城跡

動画の概要 ※音あり(音声「VOICEVOX:九州そら」)
 具志川城跡(糸満市)

【ショート動画】沖縄本島最南端のグスク「具志川城跡」【日本の魅力を紹介】

国指定文化財になっている具志川城跡

具志川城跡
具志川城跡までの道(沖縄県糸満市)

糸満市にある具志川城跡は沖縄本島最南端のグスクといわれている。

むかしのグスクはあまり手が入っていない感じで、国指定文化財なのに一般にはそれほど知られていないという印象だった。

そんな史跡が少しずつ整備されていき、城壁が整えられてあちこちに説明板も設置されていき、訪れるたびにきれいになっていってると思っていた。

今回のショート動画をつくるために具志川城跡をネットで調べてみた。そこで面白い情報を見つけた。

2022年に糸満市内に観光文化交流拠点施設「シャボン玉石けん くくる糸満」がオープンした。

くくる糸満はとても大きな施設で、ホールや会議室などがあり、さまざまなイベントができるようになっている。

また常設展示場もあり、博物館や資料館のようにいろんな分野から糸満市を紹介している。わかりやすいように実物展示したり映像もあったりと、充実した構成になっているようだ。

この常設展示には「糸満のグスク」エリアがあり、具志川城跡も紹介している。グスクのジオラマがあるというから、くくる糸満を訪れたら絶対に見ておこうと思っている。

シャボン玉石けん くくる糸満(2024年)
 糸満市観光文化交流拠点施設
(沖縄県糸満市潮崎町1-1-2)
・休館日…月曜、年末年始

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具志川城跡(沖縄県糸満市)
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琉球時代から続く霊場「末吉宮跡」【ショート動画あり】

【ショート動画】石段と赤い社殿が独特な造りの末吉宮

動画の概要 ※音あり(音声「VOICEVOX:あいえるたん」)
 末吉宮(那覇市)

【ショート動画】琉球八社のひとつ末吉宮【日本の魅力を紹介】

石段とその先にある赤い本殿に魅せられる

末吉宮跡
末吉宮(沖縄県那覇市)

琉球八社のひとつ「末吉宮」は、「末吉宮跡」として国指定文化財にもなっている。

琉球時代(尚泰久王のころ)に本殿・拝殿・祭場がつくられていたが沖縄戦で破壊されてしまった。現在は磴道あたりが復元されている。

末吉宮を参拝すると世界遺産となっているグスクが思い浮かぶ。復元された石段あたりが勝連城跡や座喜味城跡などの石門や城壁と重なる。

戦争や都市開発で琉球時代の遺構や史跡がなくなりつつあるなかで、末吉宮は沖縄の歴史を自分の目で見て確認できる珍しい場所なのかもしれない。

末吉公園を通って末吉宮へ行くルートは距離があって歩くことになるけど、大名口参道(住宅地の中にある)からだとすぐに到着する。

末吉宮には社務所があるけど通常は無人だ。ネットで調べてみると、波上宮で末吉宮の御朱印をいただけるらしいので問い合わせ先などは波上宮となっているようだ。

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末吉宮(沖縄県那覇市)
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沖縄にある村落獅子のルーツ【ショート動画あり】

【ショート動画】琉球時代から残る文化財

動画の概要 ※音あり(音声「VOICEVOX:春日部つむぎ」)
 富盛の石彫大獅子(八重瀬町)

【ショート動画】沖縄の村落獅子のルーツ「富盛の石彫大獅子」【日本の魅力を紹介】

最大最古の村落獅子「富盛の石彫大獅子」

勢理城(富盛の石彫大獅子)
勢理城(沖縄県八重瀬町)

沖縄県指定有形民俗文化財となっている富盛の石獅子は、沖縄の村落獅子のなかで最大最古といわれている。

「最古」となると八重瀬町が村落獅子の発祥ともいえるが、八重瀬町にはあちこちの地区で村落獅子が鎮座している。

富盛地区の近くには「東風平」地区があって4体の石獅子がおり、東風平地区のすぐ近く「伊覇」地区には1体の石獅子が鎮座している。

東風平と伊覇の石獅子は近い距離に設置されているので、まとめて探しに行くといいかもしれない。

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富盛の石獅子
富盛の石彫大獅子(沖縄県八重瀬町)
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大量の水をたたえるウッカガー(金武町)

きれいな湧水「ウッカガー」へ行ってきた

ウッカガー(金武大川)
ウッカガー(沖縄県金武町)

ダムもなく水道もない時代、水を得ることは大変だった。

沖縄にもあちこちに湧水があり、むかしから大事にされており、聖地や拝所となっていることがほとんどだ。

心地よい音を立てて流れるきれいな湧水は、耳と目の保養になり和める癒しスポット、「ウッカガー」を今回は紹介する。

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