伊覇を守護する石獅子
八重瀬町には村落獅子があちこちいて、出会った石獅子の数からするとこれまで訪れた市町村のなかでは多いほうに入る。
今回は八重瀬町の伊覇地区にいる石獅子を見つけたので紹介していく。
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八重瀬町には村落獅子があちこちいて、出会った石獅子の数からするとこれまで訪れた市町村のなかでは多いほうに入る。
今回は八重瀬町の伊覇地区にいる石獅子を見つけたので紹介していく。
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東村にある慶佐次のヒルギ湾を訪れたときにムラシーサーを2体見つけた。
ムラシーサーは、ほかの市町村では「村落獅子」「石獅子」または「シーサー」で呼ばれているものと同じで、東村では「ムラシーサー」というらしい。
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南風原町の観光案内では4体の石獅子を紹介している。
石獅子は、兼城1体・本部1体・照屋2体と地区ごとに鎮座して、ほかの市町村と同じように魔除け的な存在だ。
石獅子が造られた理由だが、八重瀬町にある八重瀬嶽に対するフーチゲーシとして置いたと聞く。
同じ町内にある石獅子ならわかるが、町をまたいで南風原町でも同じような対策を取っていたのには驚いた。
石獅子の存在は、当時の人たちにとって八重瀬嶽は強いパワーがあると信じられ、恐れられていたのがわかる史料なので貴重だ。
今回は南風原町で見つけた「照屋」の石獅子2体を紹介していく。
屋根シーサーを中心に沖縄のシーサーを紹介。
屋根に鎮座するシーサーは、焼物もあるが伝統的なタイプだと漆喰で作られていたりする。
漆喰のシーサーは屋根を葺いた左官さんが余った瓦と漆喰を使ってオリジナルのシーサーを作っていくが、最近は瓦葺きの家が減り、屋根シーサーの姿もあまり見かけなくなった。
八重瀬町には石獅子の発祥といわれている村落獅子がいることもあってか、あちこちに石獅子が存在している。
調べてみると志多伯には4体の石獅子がいるらしい。
全部を見つけることはできなかったが、2体見つけることができたので紹介していく。