森の上にいた巨大ヤンバルクイナ

国頭村の森の中には、ヤンバルクイナをモチーフにした展望台がある。
ヤンバルクイナといっても、サイズは特大で、建物の3階分は軽く越える上に、とてもリアルにつくられていて迫力満点だ。
遠くからでも見つけられる展望台

このヤンバルクイナ展望台、大きいので辺戸岬からでも見ることができる。
上の写真が沖縄本島の北端にある辺戸岬だが、この岬からでもヤンバルクイナ展望台が見える(下の写真)。

遠くから見ると、巨大ヤンバルクイナが森の上に立っているように見えてとてもユニークだ。
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とてもリアルなヤンバルクイナ

この展望台の魅力は、実物をリアルに再現しているところだ。
ふつうはカワイイか面白いという展望台が多いが、リアルなタイプはなかなか見ないので新鮮だった。
3階建ての建物よりデカい?

展望台なので、もちろん眺めがよくておススメだ。
だが、それよりも展望台自体が気に入ってしまい、いい構図で写真に撮ろうと熱中してしまった。
ヤンバルクイナ

国指定天然記念物/絶滅危惧種
1981年に発見された鳥で、沖縄本島のヤンバル(国頭村、大宜味村、東村)のみに分布する。飛べない鳥として知られている。
【こぼれ話】クイナの森

ヤンバルクイナは、ヤンバル(=山原)に生息している。
野生動物なのでクイナに会うことはめったにないが、「安田くいなふれあい公園」でヤンバルクイナに会うことができる。
公園には、ヤンバルクイナ生態展示学習施設「クイナの森」があるが、そこではヤンバルクイナの観察ブースがあるようで、生きているクイナを見ることができる。
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【こぼれ話】ウフギー自然館

ヤンバルの自然を知ることができる博物館がある。
やんばる野生生物保護センターの「ウフギー自然館」は、自分では行くことができない森を見ることができる素敵な場所だ。
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【こぼれ話】交通標識「ヤンバルクイナ」

ヤンバルには貴重な野生生物が生息している。
動物たちは森の中で生活しているので、めったに姿を見ることはないが、稀に道路に出てくることがある。
そのときに運悪く交通事故にあってしまうこともあるため、事故を防ぐためにドライバーへ注意をうながす「動物注意」の交通標識が設置されている。
この「動物注意」の標識だが、沖縄ならではの図柄を採用しているため、ほかでは見ないものが多い。
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ヤンバルクイナ展望台周辺のMAP
ヤンバルクイナ展望台
(所在地 沖縄県国頭郡国頭村辺戸 あたり)
■ヤンバルクイナ展望台までの距離(車の場合)
・国頭村役場…約 19.8km(27分)
・那覇空港…約 117km(2時間44分)
・沖縄県庁…約 112km(2時間35分)
観光情報についての参考サイト
■国頭村
公式サイト
■沖縄北部観光情報
沖縄本島北部のコミュ二ケーションサイトで観光情報を発信している
■やんばる
国頭村のサイトでヤンバルを紹介している