池間島灯台(宮古島市)
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池間島は宮古島市に属する島で、宮古島からは橋を渡って行くことができる。
とても小さな島で車を使うと島の観光はすぐに終わってしまう。
池間島のようす
池間島へは灯台を見るために訪れた。
のどかな島で、車を走らせていても対向車は少なく、信号機もあまりなかった気がする。
池間大橋
池間島から宮古島までは橋が架かっているため移動は簡単だ。
二つの島をつなぐ池間大橋は、宮古島と池間島を結ぶ1425mの橋で1992年2月に開通している。
池間大橋は見通しがよく、ほぼ水平に伸びる道路部分では島へ近づく様子がわかり走っていて気持ちが良かった。
池間島灯台
池間島灯台は島の奥(北西)にあり、島を一周するつもりでドライブしていれば簡単に見つけることができる。
大型灯台なので離れた場所からでも探すことができて、近くまで行くと思っていた以上に大きくて驚いた。
灯台の情報が知りたくて説明板を見たが、錆びついて読めない部分が多かった。
かろうじて、地上から頂部まで23m、水面から灯火までは42mと書かれていることは読み取れたが、このサイズだけを見ると宮古島にある平安名埼灯台とほぼ同じものだ。
大型灯台なので観光名所になりそうな感じだったが人気はなかった。
しかし灯台周辺は定期的に整備しているようで雑草などは刈り取られていた。
観光地化されていない灯台だと雑草が伸び放題となり、たどり着けない場合もあるため、手入れされている池間島灯台には感心した。
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池間島灯台周辺のMAP
■池間島灯台までの距離(車の場合)
・宮古島市役所…約 18.7km(34分)
・宮古空港…約 25.7km(44分)
【こぼれ話】ヤドカリの救出劇
池間島灯台に到着したときは日暮れだった。
しばらくいると薄暗くなってきたため、帰り支度を始めると何やらカサカサ…と音がする。
周囲を見回してみるが正体を見ることはできず、どこから音が聞こえてきているのかもわからかった。
正体がわからないまま去るのも気持ち悪いので、正体を見極めようと根気よく聞いていると、どうやら足元から聞こえてくるようだ。
音源をたどっていくと排水路があった。
なかを見ると迷い込んで出られなくなったと思われるヤドカリがいた。
かわいいサイズではなく、わりとデカかったのでちょっと引いたが、フタを持ち上げて救出し、また排水路へ行かないように少し離れた雑木林の中へ放した。
■オカヤドカリ(国の天然記念物)
陸上で生活しているヤドカリ。
幼生は海中で過ごすがそのうち貝(巻貝やカタツムリの貝など)を背負い、陸上生活を始める。
観光情報についての参考サイト
■宮古島市
公式サイト