備瀬のフクギ並木
沖縄では、むかしから台風による被害が大きかったことから台風対策には気を遣ってきた。
フクギ(オトギリソウ科)も対策のひとつとして、防風・防火林として利用され、屋敷周辺に植えたりしていた。
今では建物が頑丈になったため、フクギを防風・防火として植えることは少なくなったが、むかし植えられたフクギが生長して、緑のトンネルをつくっている地域がある。
本部町にある「備瀬のフクギ並木」は、美ら海水族館から近いこともあり、観光スポットして人気だ。
沖縄県・北部の市町村(12)
沖縄では、むかしから台風による被害が大きかったことから台風対策には気を遣ってきた。
フクギ(オトギリソウ科)も対策のひとつとして、防風・防火林として利用され、屋敷周辺に植えたりしていた。
今では建物が頑丈になったため、フクギを防風・防火として植えることは少なくなったが、むかし植えられたフクギが生長して、緑のトンネルをつくっている地域がある。
本部町にある「備瀬のフクギ並木」は、美ら海水族館から近いこともあり、観光スポットして人気だ。
名護市には大きなガジュマルがある。
その木は「ひんぷんガジュマル」と呼ばれていて、市内にある道路の真ん中に立ち、車道が木を避けるような形で走っている。
不便なようにも感じるが、この巨木は国指定天然記念物となっていて、昔からの名物だ。
水納島は、白い砂浜と透明度の高い海で知られており、旅人の多くはマリンスポーツを楽しむために訪れる。
繁忙期(7~8月頃)だと一日10往復くらい船が出港し、しかもたったの15分で水納島に着くので、「日帰り」も可能で気軽に訪れることができる島だ。
「海」が自慢の離島だが、今回は「島あるき」をしてみたので、水納島に興味のあるかたは参考にどうぞ。
ツアーを利用して、シーカヤックで海をわたり、無人島上陸と洞窟探検をしてきた。
ツアーに参加したのもシーカヤックに乗るのも今回が初めて。
すべてが初めてのことだったので不安を感じていたが、ツアーに必要な講習がはじめにあった。
そこでカヤックの操作方法やシュノーケルについてなど、インストラクターの方が初心者にもわかりやすく説明してくれたので、安心して出発できた。
カヤックは二人乗りタイプで、はじめのうちはパドルの操作やタイミングを合わせるのに手間取った。
でも、いつの間にか意識しなくても操作できるようになり、途中からはスイスイ漕げるようになっていた。
カヤックは底面が透明だったので、浅瀬部分では海の中も見ることができた。
沖の方へ進んで行くと、海底が見えなくなり周りは深い青色の海となる。
こうなると少し不安も感じたが、周りの景色を見ながら自分のペースで海上を走れることに感動した。
2020/03/01 記事内に誤りがありましたので削除・修正しました
【削除・修正した内容】
・日秀洞に関する記述
・日秀洞ではない場所を誤って日秀洞と紹介していたため
すでに記事を参考にした方々、勘違いの内容で混乱させてしまい、申し訳ありませんでした。
「安里八幡宮」「天久宮」「沖宮」「金武宮」「識名宮」「末吉宮」「波上宮」「普天間宮」を琉球八社という。
琉球八社は琉球王府の庇護があったこともあり、沖縄県内でも知られていて参拝者も多い。
この記事では「金武宮」を紹介している。
金武観音寺は、一度全焼したことがあり再び建築されている。
しかし、沖縄戦の戦火では焼失しなかった貴重な木造建造物で、赤瓦屋敷の沖縄らしいたたずまいに魅力がある。